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「上々颱風 シャンシャン・ナイトフィーバー!」@東京キネマ倶楽部

先日、とある忘年会で同席した方から、上々颱風のライブにお誘いいただき、土曜日にK(かんから)と行ってきた。
会場は東京キネマ倶楽部。

鴬谷駅南口からすぐにあるイベント会場で、元はグランドキャバレーだったというところ。以前からそういう会場ができたと話しには聞いていたのだけど、場所もよく分からなかったところ、ちょうどいい具合にお誘いいただいた、というわけ。
(ちなみに、同じ建物内の違うフロアにはホンモノのダンスホールがあって、ビルの入口でホール内の映像を流していたりする。鶯谷といえばラブホテルの林立する風景、なんだけど、そこからちょっと先に行っただけで、こんな世界が広がっていたとは)

ライブの前、これまた会場のすぐ側にあるもつ焼きの「ささのや」で、先の忘年会でもお会いした方と待ち合わせ、まずは立ち飲みで乾杯。この「ささのや」も前から気になっていたものの、今回が初めて。
もつ焼き(ウインナーなどもある)1本70円。基本はタレで、焼き台の前に焼きあがった串が種類別にストックされ、客はそこから取って食べ、会計は串の本数で数える仕組み。ちなみに塩焼きは5本から注文できる。
えらい寒いというのに、お客がひっきりなしに来ては飲んで食べて、帰って行く。焼き台ではおじさんが、もうもうたる煙の中を淡々ともつを焼きながら適度に客をさばき、また店のお姉さんも素っ気ないけど決して無愛想というわけでもない、好印象の客あしらい。いや、いい店です。
ただこの寒さの中、外で飲んでいると、焼き上がったもつが急激に冷えて堅くなってしまうのが、ちょっと難点ではある。

というわけで、熱燗ともつ焼きでカラダを少し暖めてから会場へ。

なかは思ったほど大きいわけではなく、ライブ会場としてはちょっと狭いくらいかも。それでも、元グランドキャバレーだけあって、ちょっとアヤシイ感じ十分で、やや場違いな感のあるのぼりもふくめて、上々颱風のライブに不思議とフィットしていたように思えた。

ライブは途中休憩をはさんで2時間と少し。
常連のお客さんも多いようで、かけ声や手の動きなどはお約束のことがある様子。それに、オールスタンディングのわりには年齢層がちょっと高めだったのが、ちょっと意外な感じ。
演奏はというと、最初の方でローリング・ストーンズの「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」をやったのに驚かされ、しかも講談?調の歌あり、新曲あり、もちろんヒット曲(「愛より青い海」など)ありと、盛りだくさんの内容で、十分に堪能させてもらった。
いっしょに行ったかんからも、「いやー、とっても良かった!」とのこと。
ゲストである向島ゆり子さんのバイオリンも、とてもよかった。

さらに私はといえば、最後にフロアへ降りてきたボーカルの白崎さんにアタマまではたかれてしまい、周りにいた皆さんからは、「縁起がいい」とヘンなほめられ方をされる、というオマケまで付いたのであった。

はたして、これで運が向いてくるか。
by t-mkM | 2009-12-21 00:33 | Trackback | Comments(0)


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