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クレしん映画の本

以前、クレヨンしんちゃんの映画を見たときに、トンブリンのタケミツさんからいただいたコメントで教えてもらった本を借りてみた。

 『クレヨンしんちゃん映画大全』 品川四郎編(双葉社)

(ちなみに、文京区内の図書館にはこの本が無かったため、墨田区から取り寄せてもらった。なぜ購入していなかった? 文京区...)

タイトルからも、また副題が「野原しんのすけザ・ムービー全仕事」となっていることからも当然だけど、「クレしん映画」のありとあらゆることが詰まった本である。全10作の公開映画の詳細な紹介から絵コンテ、設定集、スタッフのインタビュー、さらにはTVシリーズの放映リストまで付いている。


ちょっと驚いたのは、「クレしん・バトル・ロワイヤル」という、クレしん映画について識者が語る部分。寄稿しているのは、夏目房之介、真保裕一、縄田一男、我孫子武丸、といった作家の方々で、こんな人たちまでクレしん映画を見ているらしい。また、オタク評論関連では見かけることのある、唐沢俊一と切通理作による『嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』についての対談は、この映画しか見ていないワタクシにも、なかなか読みごたえがあった。
それにしても、たった一本の「クレしん映画」を見ただけの身としては、「いい年したオトナが、なぜこれだけ寄ってたかってクレヨンしんちゃんの映画についてあれこれと語るのか(語れるのか)?」まだちょっと不思議ではある。

すこし腰をすえて、『オトナ帝国の逆襲』から順にさかのぼって「クレしん映画」を見てみるとするか。
by t-mkM | 2010-03-10 01:09 | Trackback(1) | Comments(0)
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