一昨日の15日(火)、K(かんから)といっしょに下記のようなイベントに参加した。
当日は報道関係者も多数きていたようだし、新聞にも載るかと思っていたけど、東京新聞では記事を見なかった。なので以下、どんなシンポジウムだったのか、もっとも的確にまとまっていると思われる共同通信の記事を以下に。
他のメディアでネット上に掲載されているものを拾ってみる。 NHKニュース 「安保闘争50年 東大でシンポ」(6月16日 4時43分) http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100616/t10015138441000.html しかし、このニュースを見ると、ドキュメンタリー映画「ANPO」のダイジェスト版が上映されたことは一言も無い。これでは、なんだか樺さんの追悼イベントのような印象を与えてしまうのでは。 もうひとつ。 シネマトゥデイ 「加藤登紀子、政府にもの申す!「戦争に勝利・敗北はない」東京大学・安田講堂で安保熱く語る!」(2010年6月16日 19時32分) http://www.cinematoday.jp/page/N0024992 当日の内容については、これがもっとも詳しい。 ただこちらも、少なくともタイトルはシンポジウムの意図をミスリードするものと言わざるを得ない。たしかに、最後に出てきたゲストの加藤登紀子の訴え(?)は一部で受けていたし、樺さんが書いた詩も朗読した。ただ、シンポジウムの流れからすると、加藤登紀子が壇上にあがってからの発言や行為(樺さんへの黙祷など)は、参加者の中には違和感を覚えた方もいるのではないか? 少なくともワタクシは、素直に目を閉じて黙祷する気にはなれなかったなぁ。 「ANPO」ダイジェスト版では映画公開への興味もわいたけど、この日、もっとも印象に残ったのは小熊英二。 登壇するとき、ずいぶんとカクカクした歩き方なので「緊張しているのか?」と思ったけど、早口でまくし立てるように、それでいて具体的な数字をあげながら言葉を選び、時には参加者に気兼ねすることもなくズバッと言い切る。司会の上野いわく、「さすが歴史家、見てきたように語る」と皮肉られていたけど、どうしてどうして、著作の抑制のきいた筆致とはまたちがって、意外にもアジテータなんだな、と感じた。
by t-mkM
| 2010-06-17 01:33
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from ニュース記事を運ぶジェイ..
at 2010-07-07 00:27
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