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週末は古本めぐり

この週末、じつに、ひさしぶりに古本屋をハシゴした。

土曜日、あいにくの雨模様だったものの神保町へ。雨だと、田村書店の均一箱など、店頭に出なくなるコーナーがあるため、選択肢が狭くなる。これはじつにイタイのだが、せっかくの土曜日だし、しかたがない。

まずはコミガレ。ここも雨のためにガレージ内部だけになっていて、本の数は少なめ。そのせいか、「これは」と感じるものがなかなかない。つづいて通りを奥に行って文省堂。ここはわりと古めで思わぬ本があったりするのだけど、この日もそんな本を数冊購入。3件目は神田三省堂となりのビルの4F,5Fにある古書モール。とくに5Fにいると、「ここは地震のとき、どうだったのか?」と思わず心配したくなる棚の感じが相変わらず。

淡路町をぬけて秋葉原へ向かい、秋葉原駅前の「ブ」へ。人が多い。ここでは本以外ついでにCDもチェックしたものの、とくにナシ。マンガをふくめて何冊か買って、人いきれのする店内から外へ出る。

そのまま歩いて御徒町へ。途中、山手線のガード下にできたモノ作りの若手を支援する(のだったか?)ためのエリアにある店舗群を横目に見つつ、角打ちをやっている槇島酒店へ。一息入れようとビール中ビンをもらおうとしたら、品薄で無いとのこと。地震の影響はこういうところにも。それじゃあと、大瓶。土曜日だけに許される、ビールケースに座ってゆっくり飲んだ。

翌日曜日、雨もあがって陽気もいい。
まずは高田馬場で行われているBIGBOX古本市へ。この古本市に来るのもじつにひさしぶり。神保町エリアとはまた違った品揃えで得難い古本市なのだが、この日はなぜか焦点をあてているジャンルがあまり見当たらず。それでも一回りして数冊を買い込む。そこから高田馬場駅を通過して北上し、「ブ」へ。ここは通常の「ブ」とは少し趣が異なり、以前からジャンル分けや陳列の仕方がちょっと凝っている感じ。…なのだが、迷う本はあるものの、結局スルーした。

そのまままた北上し、(高級?)住宅街のなかに入り込み、お次は目白駅前の「ブ」に到着。ここははじめての訪問。場所柄なのか、わりと年配のお客さんが多いような気がした。こちらでは3冊ほど購入。あとで気がついたが、地下のコミックとCDを見るのを忘れた。

おやつの時刻も過ぎ、休憩しようと思うのだがこれといった店がない。目白通りを行ったせいで、学校のあるエリアを抜けないことには何もできない。どうしようかと思いながらも不忍通りにぶつかったので、そちらへ曲がる。首都高、護国寺と抜けて、さらに歩く。ここまで来たので、いっそのことと千石まで歩き、進開屋という蕎麦屋へ。この店、酒は置いてないけど店内に持ち込んで飲んでもOK。なので、近所のスーパーで日本酒を買ってから店に行く。先客は一人だけ。出されたコップに酒をつぎ、ようやく一息つく。頭上に置かれたテレビを店の人と見ながら、板わさ、野菜の天ぷら、最後にもりを食べて、1000円ジャスト。

よく歩いた週末ではあった。

 神保町・AMULETの1階にブックカフェがオープン。
 プロ・アマ含め10数店舗から出品された古本が販売中。
 <古本T>も100冊超を出品しています。
 神保町にお越しの際は、ぜひお立ち寄り下さい。
  AMULET http://amulet.ocnk.net/
  東京都千代田区神田神保町1-18-10 三光ビル
  Tel & Fax : 03-5283-7047
  Open : 12時~20時  休日 : 年末年始

by t-mkM | 2011-04-12 01:35 | Trackback | Comments(0)


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