いよいよ、今年も春の「一箱古本市」が始まります。
今年はK(かんから)ともども、ひさしぶりに助っ人でのエントリもしているため、3.11とその後の余震などでどうなることかと気になっていました。それでも、不忍ブックストリート実行委員の方々をはじめ、助っ人など皆さんの努力が積み重ねられて、ここまでこぎつけた感じがしますね。 4月30日(土)、そして5月3日(火・祝)の両日とも、いい陽気にめぐまれて無事に開催できますよう! さて、今年の「古本T」ですが、昨年のテーマ「放浪芸」をさらに進め(?)、「小沢昭一“的”」と題して一箱を揃えました。小沢昭一ご本人の著作はもちろん、東西南北から右左、昭和の芸能、そして街・人・風俗などなど、猥雑なエネルギーにあふれながらも姿を消しつつある「もう一つの昭和」を古本の中に見つけてもらえたら、と思っています。 古本Tが出店するのは5月3日(火・祝)。場所は千駄木の郷です。 http://sbs.yanesen.org/hitohako/hitohak_spring/12th_hitohako2011/tenshu/list2 今回の一箱におきまして、目玉商品のひとつであります『季刊 藝能東西』の表紙を10冊まとめてお見せします。この雑誌は小沢昭一が編集長をつとめ、1975年から77年にかけて刊行されました。 小沢昭一といえば、ワタクシ的にはなんといってもTBSラジオ「小沢昭一の小沢昭一的こころ」。その昔、小学生のころ、学校から帰ると母親が内職しながら聞いていたラジオから流れてくるオープニング・テーマとあの独特な話しぶりが、いまでもリアルに思い出されますね。 それにしても、こうして全ての表紙をならべて見ると、壮観ですなぁ。ニギヤカというか猥雑そのものというか、今とはまた違ったエネルギーに充ちている感じがします。 いちおう、基本バラ売りの予定ですけど、「まとめて欲しい!」という場合には、当日の5月3日、どうかお早めのご来店を。
by t-mkM
| 2011-04-28 00:48
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