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雨のなかを葉山・一箱古本市へ

土曜日。
雨で荒れ模様、というあいにくの予報を耳に、K(かんから)と逗子へと向かう。
目的のひとつが、葉山の一色会館というところで行われる一箱古本市。逗子駅からバスに乗って行くのだけど、そのころになると、風も強くなっており、バスからも横から吹きつける雨が…。
葉山一箱古本市ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/coro20_01

そんな悪天候のなかだったので、会場はどんな雰囲気なのかと思っていたが、それなりにお客さんも来ていて、それはそれでまったりと和やかなムード。会場についてすぐ、見おぼえのある屋号が目に入ったと思ったら、ナントRAINBOW BOOKS さんが! 仙台に出店されたのはうかがっていたけど、ほかにも千葉に栃木にと、精力的に各地の一箱古本市に出ているとのこと。じつは翌日の雑司が谷「みちくさ市」にも出ると聞き、さらに驚く。
また、たまにブログを拝見している余白やさんとも話しをした。ネットショップ開設の経緯や、屋台での販売のことなど、いろいろと話しをうかがった。(→ 余白やさん、ありがとうございました)
それから先日うかがった、ブックス・モブロさんも出店されていて、少しお話し。

そのほかでは、文庫を中心にSFばっかりならべていた方や、出品本以外に非売品の自作本(これがホントによくできていて、立派!)をならべていた方など、個性的な店主が多く、興味深い話しもいろいろとうかがえた。
天候は最悪だったものの、客としては店主さんともゆっくりと話しができて、その点はよかったかもしれない。

一箱のあとは、雨のなかを濡れながら神奈川県立近代美術館・葉山館まで歩いて、「川合玉堂展」へ。この悪天候なので空いているのかと思いきや、どうやらクルマで来ているようで(当たりまえか)、けっこうな人。この人の絵をナマで見るのは、昔、奥多摩の玉堂美術館に行って以来か。時代順に配置された展示は、わりと作品数のある大きな規模。基本的には白黒を基調とした淡い画風で風景画が多いのだが、洋画の影響なのか、しだいに色彩を取り入れ、人物が描かれていく流れが実感できる。

その後はバスで逗子にもどり、鎌倉へ行って本を置かせてもらっている「ヒグラシ文庫」へ。本の整理もかねて、一杯飲んでひと休み。

夜はしばらくぶりに一緒に会う知り合いのご夫妻と合流し、4人で「ZEBRA」というレストランへ。鎌倉駅からは少しはなれているのだが、絶妙なホスピタリティの店員さんのリードもあってか、食べ物もワインもすべておいしく、充実したひととき。


<<お知らせ>>
鎌倉にある立ち飲み処「ヒグラシ文庫」で、古本Tの本を置かせてもらっています。ハードカバーから新書・文庫まで200冊以上が店内にて販売中です。鎌倉へ行かれる際には、ちょっと一杯も兼ねて、ぜひお立ち寄り下さい。また店内には鎌倉にある出版社「港の人」の本も置いてあります。

 <ヒグラシ文庫>
  鎌倉市小町2-11-11 大谷ビル2F
  16:00~23:30(原則 年中無休)
  JR鎌倉駅より徒歩4分
  http://www.facebook.com/higurashibunko
by t-mkM | 2011-11-20 22:29 | Trackback | Comments(0)


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