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ヒグラシ文庫へ追加補充

今週18日、もろもろのついでにK(かんから)が鎌倉へよって、ヒグラシ文庫での売上げ精算と本の追加補充をしてきた。
10月はじめにやった「古本T・一日だけのブックカフェ」からこっち、わりと売れ行き好調なペースは、まだ続いているよう。空いた棚も、補充して満杯に。

冷え込みが厳しくなってきましたが、鎌倉へお越しの際には、ヒグラシ文庫へもぜひお立ち寄り下さい。
なお、ヒグラシ文庫の営業は年内28日(金)まで。年明けは4日(金)から営業とのことです。


ところで昨夜、こんな本を枕元に置いた。
 『酒食生活』山口瞳(角川春樹事務所)

布団に入ってパラパラと読んでいたら、「酒の飲み方」という一節のなかに、箸と箸置の正しい置き方について書かれた箇所が出てくる。

 …自分の位置からするならば、左側に箸置を置く。そこへ先端を左にして箸を置く。
 誰でもそうしている。これが絶対に正しい。あなたもそう思うだろう。
 絶対に正しい? それなら、箸を持ってみてくれたまえ。次に、箸置を右側にして、箸の先端を右側にして、もう一度、箸を持ってみてごらんなさい。どちらが早く持てるか。
 実に意外にも、作法にならないところの、箸置を右側にしたほうが早く持てるのである。一挙動で持てるのである。だから、内田百閒先生は、箸置を右側に置いたのである。そっちのほうが理に適っているのだけれど、私はそれを行なう勇気がない。
(p168)

へぇ、そうなの? 知らなかった。
というか、やってみようとも思わなかった。
今晩、さっそく試してみるとするか。
by t-mkM | 2012-12-21 00:28 | Trackback | Comments(0)


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