10年ぶりの沖縄 〜那覇の古本屋めぐり

今月はじめ、知人をたずねて久しぶりに沖縄へ行ってきた。
沖縄行きはかれこれ10年ぶり。週末を含めた3泊4日の日程だったけど、うち2日は糸満市にある知人宅のご厄介になったこともあり、今回は沖縄南部を集中的に見て回った旅行となった。

とはいえ、この時期に行くのだからと、不忍ブックストリートの新マップや一箱古本市のチラシも持参して、沖縄での初日は那覇にある古本屋を尋ねて歩いのだった。

那覇空港に到着したのが午後2時ごろ。
それほど暑くはないものの、東京とはちがってムッとする熱気を感じる。やや雲行きがあやしいので、さっそく目当ての古本屋へ。
まずは初めて乗る「ゆいレール」(沖縄都市モノレール)を美栄橋駅で降り、川沿いを海に向かって歩き、若狭大通りを左へ曲がると那覇中学校の目の前にちはや書房さんが見えてくる。

 ちはや書房 http://www.chihayabooks.com/

けっこう広い店内は天井が高いせいか、あちこちに本棚が置かれているわりにはあまり窮屈な感じがしない。それにしても幅広く多岐にわたるジャンルを数多く揃えているのにはちょっと驚く。とりわけ沖縄関連の本の充実ぶりには目をみはるものがある。聞けば、以前は別の古本屋だったとか。
会計のとき「東京から来たのですが」と切り出し、不忍ブックストリートのマップを手渡しながら、本のことなどいろいろと。

お次は、ちはや書房のある若狭大通りから2本ほど通りを海側へと行った先にある言事堂さん。

 言事堂 http://www.books-cotocoto.com/

店舗はこじんまりとした一軒家。ちょっと離れてながめると、きれいに直したというシーサーが載った沖縄風の屋根が目をひく。
店内はところ狭しと本が並べられ、奥へと進むにもカバンを気にするくらいに本やパンフ類などで溢れていて、見ごたえがある。美術・工芸書とうたうとおり、関連する本のほか、鎌倉の出版社「港の人」の新刊なども取り扱っている。思いがけず沖縄で出会う「港の人」、なんだか新鮮。
ここでも不忍ブックストリートのマップを肴にしながら、お店のことなどあれこれと。

そういえば言事堂さんにうかがう前、向いにある店でサーターアンダギーを買った。なんでも「沖縄で一番美味いサーターアンダギー」だとか。お店の名は「うなりざき」。紅芋を使っており大ぶりで1個80円。たしかに絶品だった。

「うまい!うまい!」とサーターアンダギーを食べながら来た道をもどり、ジュンク堂書店の前を抜けて右へと折れ、ニューパラダイス通りに入る。しばらく歩いて理容店の脇にある路地を入ると、目当ての珈琲屋さんが。

 珈琲屋台 ひばり屋 http://hibariya.blog66.fc2.com/

途中、小雨がパラつくものの、なんとか持ちこたえたので、こちらで珈琲をいただきながら休憩。せっかくなので不忍ブックストリートのマップも手渡し、谷根千のことなどひとしきり話す。

時間が押してきたので、最後の古本屋さんをめざし、国際通りを突っ切って牧志公設市場へ。

 市場の古本屋 ウララ https://twitter.com/urarabooks

目の前は公設市場、アーケードの通りとはいえ周辺にも市場に関連する店が立ち並ぶなかにあって、本が並んでいるのはちょっと不思議な感じ。ウララになる以前、ここで最初に店を開いた当時は、ヒトがようやく一人入れる幅の空間だけだったそうで(現在の1/3くらいか?)、あらためて驚くやら。
不忍のマップなどはすでに届いているとのことで、こちらでは沖縄再訪を記念して(?)『山之口貘詩文集』を。

当初の目的をまずは果たして、いい頃合いの時間になってきたので、次に向かうはゆいレール・安里駅近くにある栄町市場。この日、初めて行った栄町市場でもいろいろとあったのだが、それはまた後ほど。
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by t-mkM | 2013-04-18 01:09 | Trackback | Comments(0)
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