京都・大阪での古本屋めぐり(前編)

前回のエントリでは触れられなかった、京都・大阪でまわった古本屋のことについて書いてみる。

今回の旅行で、古本屋に関して参考にしたのは以下のサイト。
「関西 古本屋マップ」
http://nekokiti.sakura.ne.jp/magazine/bookmap.html

細かいエリア別に分かれ、個々の店についても写真付きで詳しく紹介があって、かなり重宝である。昨年、神戸に行った時にもこのサイトのお世話になった。(→サイト制作者の方に感謝!)

<< 京都編 8月1日(木)>>
市バスで京都大学そばの交差点・百万遍へ。まず、今出川通を鴨川方面へ歩いて「富山房書店」。落語など古典芸能や美術、歴史関連などがきちんと整理されている。「東京にある富山房と関係が?」と聞けば、まったく関係ないとのこと。

ここで引き返して京都大学のほうへ向かい、百万遍を越えてすぐの「吉岡書店」。本店、支店がならび、本店は古い木造で店頭にもわりと多ジャンルの本が並んでいる。この日、パラつく雨のせいでビニールがかけられ、じっくり見られなかったのが残念。並びの支店はちょっとしたビルの2Fで自然科学系が充実。棚を眺めていて、物理関連の学術書を刊行している、あの吉岡書店かと、ハタと気がつく。
もう少し今出川通を東へと行って「井上書店」。前面ガラス戸の、いかにも古本屋な構え。ポップな音楽本がちらほら。店内奥地に行くと何やら掘り出しものがありそうな感じ。

ここでお昼でも食べようと、進々堂の扉を押す。迷った末にブランチセット800円。昔も今も、これからも同じなんだろうなぁと思わせる店内で一休み。
進々堂を出てしばらく東へと歩き、白川通の近くの「善行堂」。古本関連のブログ等で店名は目にしており、ようやく訪問。奥では未整理の本が積み上がり、やや通路は狭いが、ソソられる本あれこれ。雨もあがり、蒸し暑さは最高潮。じっくり本を見る気も起こらない感じだが、つづいて並びの「竹岡書店」へ。自社ビル?とおぼしき立派な店構え。が、店内は雑然と。店舗販売というより、目録やネット販売が主だろうか。

ここで知人宅を訪問していたK(かんから)と合流し、市バスに乗って白川通の北にある「ガケ書房」へ。店内は意外と広く、新刊書から雑誌のバックナンバーなどが面出しで置かれている。ほかにCDも。てっきり古本がメインかと思っていたけど、古本は棚貸し(一店舗につき一段のみ)している分のみ。それでもけっこうな店舗数があり、他の新刊やCD共々見ているだけでも楽しめる。新・旧・古本、そしてCDのセレクトショップといった趣き。

ふたたび市バスに乗り、河原町三条あたりへと出る。周辺には老舗の古書店があれこれあり、どうしようかと思いつつも、かに道楽を横目に御幸町通を入ってビル2Fの「アスタルテ書房」へ。ところがマンション風の入口には、「緊急入院のためしばらく閉店します。ご来店いただいたのにすいません」という7/22付の手書き張り紙。大丈夫だろうか? 気になる。(早期の回復を祈念しております)
それじゃ三月書房へでも行ってみるかと、北上しつつ御池通をわたり、ふと左のビルを見上げると、2Fに「古本・中古レコード・CD」の文字が。「100000t」という店で、表示のとおり、そう広くはないけど中古レコードにCD,古本や雑誌バックナンバーが整然と並べられている。

もう少し回ってみるかと思ったけど、水族館劇場の公演が近づいていて、ここでタイムアウト。

*番外
翌日、京都市内を観光(というほどでもないが)して回った。市バスの一日乗車券(500円、バス移動も慣れてしまえば便利)を購入し、あちらこちらへと移動したのだが、バスの中から市内の通りを眺めていると、いわゆる”町の本屋さん”がけっこう目についた。町の本屋なんて、今や東京の23区でさえそうそう見かけなくなってしまったが、京都市街における”町の本屋”密度は、じつはかなり高いのではないだろうか。
都市の成り立ちも歴史も違うので、東京23区とは単純に比較できないとは思うけど、今回の旅行であらためて発見したことのひとつ。
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by t-mkM | 2013-08-09 01:05 | Trackback | Comments(0)
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