梅雨入りということで、はたして天気がどうなるのか? 心配だった8日(日)の「ブックカーニバル in カマクラ 2014」。どうにか雨にはたたられずに持ちこたえたようで、午後に入って日差しも出て、終盤では晴れ間も。
昨年のように”朝から快晴!”とまでは行かないまでも、おかげで10時の古本市開始からお客さんの流れは途切れることなくつづき、けっこうな盛況ぶりでした。会場の配置がゆったりしていたせいか、わりと長く滞留されてあれこれ見回る方も目についたように思います。本好きにとっては待ち望まれていたイベントということでしょうか。 今回、お求めやすい価格帯の本を多くとり揃えたこともあって、わりとよく売れたけれども売り上げ金額的にはそれほど伸びず…。それでも当初の目標は十分にクリアできたので、まずますといったところ。 昨年につづき、文庫本を茶色の紙で包装して書き出しの最初の一文だけを印刷して表に貼付けたものを、「闇鍋本」と称して(少しだけ)持っていきました。これがやはり受けていて、先に買ってくれておじさんが話を聞きつけて、「面白そうなので残りをください」とまとめ買いされてましたね。 また、後半になって見えた年配のご夫婦とおぼしき二人。男性の方が鮎川信夫のコラム集などを手に取って奥付を見たり、どうやら本関連の仕事をされていた様子。ひとしきりわが一箱(とその周辺)を眺めたあと、「いい品揃えだね」と一言。すかざず女性の方が「買わないのに何言ってんのよ、ね〜っ!」。いえいえ、そう言ってもらえるのもまたウレシイことですので。 そういえば、鎌倉で新しく古本屋を来週にも開くという若い男性の方が見えて、ひとしきり話し。なんでも店名が「うさぎの復讐」。まあでも、これくらいインパクトのあるほうが覚えてもらえるかもね。 (あとで調べると、この方ですね。https://twitter.com/oguri_masafumi) そんなこんなで、いろいろあってともて楽しかった「ブックカーニバル in カマクラ 2014」。 残念なのは、今年もよんどころない事情で打上げに参加できなかったことですが、それはさておき。 当日、ご来場いただいた方々はもちろんのこと、お買い上げくださったお客さまなど、どうもありがとうございました。 そしてブックスモブロさんをはじめ、「ブックカーニバル」関係のスタッフの方々にはたいへんお世話になりました。あらためて感謝申し上げます。 さらには今回はお隣だった Precious Books さん、いろいろお世話になりました。 また来年に。
by t-mkM
| 2014-06-10 01:27
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