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ランキングの妙味

例によって、少し前の雑誌から。

タイトルにちょっと興味を覚えて手に取ったのが、これまで取り上げたことの無かった(と思われる)『週刊エコノミスト』(毎日新聞社)。その2014年9月30日号。
「完全保存版:ランキングで見える世界経済」「アイデアの宝庫!」なんて文字が表紙で踊っている。パラパラ見ていくと、たしかに世界経済に関する種々の指標やらランキングやらがあれこれと載っている。その中で、けっこう身近で「へぇ」と思ったのがこれ。

「テータ斜め読み スターバックス店舗数」(p27)

はみ出しコラムのような記事で、ここでは”世界”じゃあなくて日本だけのデータなんだけど、それがちょっと面白い。こんな感じ。

  都道府県別のスタバ店舗数/人口10万人当たりの店舗数
1位  東京都(269)/ 東京都(2.02)
2位  神奈川(86) / 沖縄(1.27)
3位  大阪(69)  / 山梨(1.18)
4位  愛知(67)  / 茨城(0.96)
5位  埼玉(53)  / 神奈川(0.95)

記事によると、スタバが日本に”上陸”したのは1996年。現時点(2014年9月)における日本の総店舗数は1030店で、業界最大手のドトール・コーヒー(1357店舗、8月末)と比べられるほどに全国展開してきている。ふりかえってみれば、駅前でドトールの店舗を見るくらいには、スタバの店があるようにも感じるな。ちなみに人口あたり店舗数で沖縄、山梨が上位にくる理由については、スタバから具体的な回答はなかったらしい。

先きごろ、スタバ店舗が無かった鳥取県にもスタバが進出するとニュースがあったけど、思えば沖縄県にはセブン・イレブンが無かったし(最近の動向は不明だが)、狭いニッポンながらも、チェーン展開の動きにはいろんなウラ(理由)がありそうではある。
by t-mkM | 2014-11-14 01:01 | Trackback | Comments(0)


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