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一箱古本市

昨日は一箱古本市の当日。
数日前から天候が心配されていたけれど、今回は助っ人として準備の段階からポスターやチラシを配ってきたこともあり、なんとか予定とおりの開催となって、ホッとする。

まずは集合場所の往来堂書店へ。
いちおう、ワタクシたちは専従スタッフということで、前半の3時間、店主のみなさんに指示を出してまとめていくのがお役目。
今回、店主としてご一緒する、こきん亭さん、しょたれ文庫さん、ムト屋さんをお連れして、ワタクシたちの大家さんである、根津のクラフト芳房さんへ移動。

Kには最初の店番をやってもらうことにして、店主の方々への指示など専従スタッフの役目はワタクシが引き受ける。
店番の順番、箱の置き場所を決めて、11時から販売開始。
古本Tの箱の様子や、売れ行き具合は、すでにKがブログに写真入りで書いているので、詳しくはそちらをご覧ください。http://tkazuzu.exblog.jp/d2006-04-29

というのも、スタンプラリーのスタンプを押すことが専従のお役目のひとつなのだけど、これがけっこう忙しい。なかなか自分の箱を観察している余裕がなかったのだ。
古本市が目当てのお客さんだけでなく、スタンプラリーが目的という方もけっこういらっしゃったようで、他の店主さんにもお手伝いしていただきながら、ひっきりなしにスタンプを押していた。
でも、スタンプを押しているとだんだんと気分が「ハイ」になっていくようで、そのうちにスタンプを押すことそれ自体が面白くなってくるのが不思議。
あ、そういえば途中で、
「スタンプを押しているところを写真に撮らせてください」
と言われ、「手タレ」をやったっけ。

途中で雨が降り出したけど、クラフト芳房さんのお気遣いで店先にある可動式のテント屋根を出していただき、そのまま濡れることもなく販売をつづける。

14時に後半の専従スタッフの方と交代し、Kと他のスポットを見て回る。
たいていのスポットでは、なんとか屋根のある場所を確保して販売を継続していたけど、中には箱にシートをかけて、販売を中止しているところも。

結局、15時に中止が決定。
ワタクシたちのスポットは屋根もあったし、できればこのまま続けていたかったけれど、屋根なしスポットのことも考えると、仕方のない判断だったと思う。

箱を片づけて、大家さんにご挨拶をして、ひとまず撤収。
不忍通りのふれあい館に荷物を持っていく。

17時半から、打ち上げイベントの会場でもある、ふれあい館地下のホールで店主どうしの交換会。
古本市の前半が専従で、しかも雨が降ってきたこともあり、他のスポットを見て回れなかったので、この企画はじつにうれしかった。しかも、けっこう盛況で、いろいろな箱を見られたのは収穫。それに、その場では思いのほかウチの本も売れた。

打ち上げイベントでは各賞とともに、売上げ冊数・金額のベスト5が発表。
店主100箱のトータルでは、昨年を上回る2000冊、100万円以上の売上げを記録したとのこと。
できれば打ち上げイベントはビールを片手に参加したかったなぁ。
(来年は、ぜひとも)

21時にイベントが終了し、ふれあい館を後にして、つぎは実行委員・助っ人のメンバーでの打ち上げ会場へ。
けっこう疲れてはいたけれど、ビールがうまい。それに実行委員の方々とも、一箱古本市のことだけでなく様々な話しができたのが、とても面白かった。

あらためて、古本屋っていいな、本を売るって楽しいな、と実感できた一日でした。
by t-mkM | 2006-04-30 22:42 | Trackback | Comments(0)


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