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BGM、ビートルズ

1, 2年ほど前に近所でオープンしたコンビニ風の店がある。
コンビニと違っているのは、営業時間は午前1時までで日曜は休みの点や、雑貨類をほとんど置いていないところか。でも、ティッシュや米が置かれていたり、アルコール類がしだいに充実してきたり、品揃えもオープン当初からはけっこう変化している。
なにより近くだし、重宝している。

そして、何といってもこの店の大きな特徴はBGM。
ビートルズしかかからないのだ。
もうホントに、とことん、ビートルズ。いつ行ってもビートルズのBGM。それもこの手の店としてはけっこうな音量で流れている。

で、べつにこの店に触発されたワケではないけれど、最近、
「THE BEATLES 1」
というCDを図書館で借りた。

このCD、題名のとおり、ビートルズのシングルでチャート1位を獲得した曲だけを時系列に並べたという、分かりやすいと言えばこれほど分かりやすいCDもないだろう、というシロモノ。

でも、あらためてシングル・ヒットの曲を繰り返し続けて聴いていくと、いろいろと個人的な「発見」があった。

まず、イエスタディ、ヘイ・ジュード、レット・イット・ビーの3曲は、ビートルズの中では特異な曲であること。また、中期のころのデイ・トリッパー、ペイパーバック・ライター、イエロー・サブマリンといったあたりが、バンドとしてもっともまとまっていて、充実していたのではないか、ということ。
つまり、これら中期の3曲の印象が思いのほかよかったのだ。

これは、新しい「発見」だった。


帰りぎわ、ビールを切らしていたのを思いだし、上で書いた店に寄った。
そしたら今日のBGMは、なぜかサザン。
「今日はいつものビートルズじゃないんですね?」
「夏はやっぱりサザンじゃないと! って言われてねー」
だと。
誰から言われたんだ?
なんだ、もしかしてリクエストも受け付けるのか?

これからの店のBGMがどうなるか、見もの(聞きものか)だ。
by t-mkM | 2006-06-15 01:03 | Trackback | Comments(2)
Commented by at 2006-06-18 21:54 x
件のCDは我が家にもあります。レット・イット・ビーが好き。そして、レット・イット・ビーというと獄門島を思い出すのは古い人な証拠。
Commented by t-mkM at 2006-06-19 23:09
そうです。私もレット・イット・ビーというと、獄門島で烏が飛ぶシーンを思い浮かべてしまいます。あな恐ろしや、CMの影響力。
でも、Kはそうではないらしい。


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