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音魂、受賞者決定

ネットでニュースを見ていたら、こんな記事に出くわす。
「小樽の洋品店主・鈴木さん、20世紀後半の音楽事典刊行 国内外を網羅」(北海道新聞)


「あれっ?」と思って壁際の棚を見る。
やっぱり、先日図書館で借りてきた、
『音魂大全』鈴木創(洋泉社)の著者にインタビューした記事だった。

この本、「史上最強の20世紀ミュージック・エンサイクロペディア」という副題のとおり、ジャズやロックを中心として20世紀後半のポピュラー音楽を網羅する680ページを超す大作。でも著者の鈴木さんは音楽評論家ではなくて、洋品店を経営している。ご自身のサイトを見た出版社の社員にすすめられて、本にまとめたのだとか。
それにしても、ものすごい情報量。
個人的には、1950年から一年ごと、その年に発表された一枚のアルバムを中心に語っていく第一部「音魂クロニクル」に惹かれた。

鈴木さんのサイト http://www3.ocn.ne.jp/~zip2000/

と書いていたら、
芥川賞と直木賞の選考結果のニュースが。

よくみると、今回受賞した作品の版元は、全てが文藝春秋だ。
とくに芥川賞の場合は、受賞作以外の候補作は全て新潮社の文芸雑誌「新潮」に掲載された作品だったことを考えると、ちょっとどーよ、とも思うのだが...。
by t-mkM | 2006-07-13 00:04 | Trackback | Comments(0)


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