ほとんど二ヶ月ちかく遅れていたりしますが、『東京人』2月号を見ていたら、「しみじみ、燗酒」という小特集が目に止まりました。
この特集では、もはや酒(居酒屋かな?)とくれば、必ず登場するといってもいいくらいの人となっている、太田和彦さんの対談があって、その中で「平成東西燗酒番付」というのを選んでいます。 ちなみに、東の番付を抜き書きしてみると、
といった感じ。 鶴の友(新潟)、天青(神奈川)というお酒もランクインしてました。 燗酒に関しては、以前、 『世界一旨い日本酒 熟成と燗で飲る本物の酒』古川修(光文社新書) という本を読んで、燗酒のよさというものをあらためて知らされました。ついでに言うと、この本には酒の種類によっては買ってきた一升瓶を台所に置いて熟成させるという、「常温熟成」という方法も紹介されていて、「こんなことで酒って旨くなるんだ!」と驚いた覚えがあります。 そうえいば、芥川賞作家の大道珠貴がこんな本を出していますね。 『東京居酒屋探訪』(講談社) この人、いくつか読んだ小説では、世間的な意味でフツーには生きられない女性が周りと摩擦を起こしながら暮らすさまを、肩の力を抜いた感じで描いていておもしろいのですが、けっこうな酒飲みでもあるようで。 そんなこともあって、ちょっと気になっている本なのです。 そういえば、一昨日のエントリで取り上げた森山さんの日記ですが、2/28付の日記を見ると、こんなことが書かれていました。
ブルボン小林風にいえば、「グッとくる文章」のひとつ、ですかね。
by t-mkM
| 2007-03-02 22:13
|
Trackback(1)
|
Comments(0)
|
カテゴリ
以前の記事
2024年 12月 2024年 02月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 2023年 05月 2023年 04月 more... フォロー中のブログ
off note-blog- URGT-B(ウラゲツブログ) weekend books 昨日の続き モンガの西荻日記 往来座地下 新・クラシック音楽と本さ... ブックラバー宣言 ジャズ侍の無節操三昧 ブック・ダイバー(探求者... 鬼子母神通り みちくさ市 密林生活 jun... 古本万歩計 古書信天翁の日誌 一箱本送り隊 daily-sumus2 その他のリンク
古本T ←現在、閉鎖中
不忍ブックストリート しのばずくん便り okatakeの日記 内田樹の研究室 本日の写真(と最近読んだ本) 四谷書房日録 サイエンスライター 森山和道 橙日誌(甘夏書店) 木槿堂書店 麗文堂書店 やまねこ書店ーやまねこの日記 宇ち中 Kai-Wai 散策 古書ほうろうの日々録 文壇高円寺 ザ大衆食つまみぐい 吹ク風ト、流ルル水ト。 谷根千ウロウロ 「へのさん」の本でいっぷく ねこまくら通信 石英書房 放浪書房 市川糂汰堂 相互に旅をする人(羽鳥書店ブログ) わめぞblog 駄々猫舎☆活動記録 赤いドリルの夢は夜ひらく わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる 古本屋ツアー・イン・ジャパン 古書 西荻モンガ堂 東京古本市予定表 月刊『記録』 映画保存協会 渚だよりリコシェ波乗り営業日誌 出版・読書メモランダム 余白やの余談 水族館劇場 ニュース 雲のうえのしたで 火星の庭 港の人日記 かまくらブックフェスタ ブログ はやま一箱古本市 ricochet-odaihon ブックカーニバル in カマクラ 最新のコメント
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||