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名古屋、伊勢、鳥羽めぐり

先週はちょっと遅めの夏休みを取ったので、Kとともに名古屋から伊勢神宮、鳥羽の離島を巡ってきました。行きと帰りは、昨年と同じく「青春18きっぷ」を使い、鈍行(一部快速もあったけど)で。

一日目は通勤の方々を横目に、東京から東海道線で名古屋へ。東海道線だと名古屋までは6時間少し。この日は名古屋市内の大須というところを主に回りました。下町的な繁華街で、大須観音なんでいうわりと大きな観音様もあったりして、東京で言うと浅草みたいな感じでしょうか。
この大須にある「角屋」という焼鳥屋と、名古屋の代表的な繁華街である栄から少し北へ行った「久富」という居酒屋に行きましたが、どちらも年季の入った店構えと店内で、ホントに庶民的なところです。当然、値段も懐にやさしい。つい食べ(飲み)過ぎてしまい、そのままビジネス・ホテルに帰ってダウン。
そうそう、「久富」の隣は、ジャズのライブをやるところでは有名な「JAZZ in LOVELY」でした。

二日目はJRの快速「みえ」で伊勢市に行き、伊勢神宮へ。
伊勢神宮には、伊勢市の駅からほど近い「外宮」と、「外宮」から5kmほど離れた「内宮」というのがあるのを、今回初めて知りました。また「遷宮」といって、20年ごとにお宮をすぐ隣の敷地に建て替える儀式が1300年に渡って続いているそうで、次回が平成25年なんだそうです。まだ数年あるわけですが、材木となる木を切り出す儀式や、切り出した材木を河を使って運ぶ儀式など、その間にもさまざまな行事があります。こんなことも、伊勢神宮に行って初めて知りました。
この日は「外宮」だけ見てから、その昔は伊勢参りの宿泊客で賑わったと言う二見浦の方へ。ここに、「賓日館」という明治期に建てられて、今は資料館となっている建物があります。天皇家なども宿泊するような旅館だったようで、建物だけでなく、庭や展示してある資料も含めてなかなか見応えがありました。
この「賓日館」からさらに海沿いに歩くと、よく写真などで目にする夫婦岩(しめ縄で大小ふたつの岩をつないだものですね)が見えてきます。この夫婦岩の前には神社があるのですが、この神社にはなぜか参道や境内にカエルの置物がうじゃうじゃ。ホントにカエルばっかり。不思議な神社です。
この日は二見浦の旅館で泊まり。

三日目はCANバスという観光客向けの循環バスで、伊勢神宮の「内宮」へ。
訪れる人は「外宮」と違って格段に多いものの、前日に降った雨のせいもあってか、なかなかオゴソカな感じがあって、よかったです。伊勢神宮に来るときは雨の翌日がおススメですね。
「内宮」を見終わって、土産物屋や飲食店が軒を連ねる「おはらい町」へ。ここも賑やかでしたが、若い人々がけっこういて、ちょっと意外な感じがしました。イマドキの若い人には、こういう「伝統的」なモノが受けるのでしょうか。
この「おはらい町」で印象に残ったのは、伊勢萬という酒屋。ここの店頭でしか飲めないという「しぼりたて」が、じつにウマかった!買って帰れないのがホントに残念。
この日は循環バスで鳥羽まで行って、そこから市営の定期便の船で答志島へ。この島の民宿に宿泊。せっかくこの辺りまできているので、ダメモトで宿のおじさんに「夕食に伊勢エビを」と所望してみたところ、すんなりOK。ま、たしかにおいしかったです。

四日目。船で鳥羽へ戻り、ここからは「青春18きっぷ」を使って一路帰宅。なんていうことは、もちろんなくて、名古屋で途中下車してデパ地下などで土産物などを物色。「一日中モーニング」をやっている喫茶店にも行って昼飯を食べたし、初日には体験できなかった「名古屋文化」もフォローしてから、帰路に着いたのでした。
by t-mkM | 2007-08-27 23:47 | Trackback(1) | Comments(0)
Tracked from 旅行・宿泊案内 at 2007-08-30 14:54
タイトル : 鳥羽 旅館
天皇家なども宿泊するような旅館だったようで、建物だけでなく、庭や展示してある資料も含めてなかなか見応えがありました。 この「賓日館」からさらに海沿いに歩くと、よく写真などで目にする夫婦岩(しめ縄で大小ふたつの岩をつないだものですね)が ... 秩父 美やま温泉; ..... more


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