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雑誌のなかの音楽、と...

図書館で、しばらく前に出た雑誌をあれこれ見て、いくつか借りてきた。

『ブルータス』2007年12月15日号は、ギター特集。綴じ込みに各方面で活躍中のギタリストに聞いた「ギター名盤CD&DVD」というベストもの企画があったので、CDの部分だけをコピーする。

この特集にあったから、というわけではないけど、先日、ボストンのデビューアルバムである「幻想飛行」の再発CDを借りた。さっそくiPodに入れて、昨日の夜、ジムで走りながら聞いてみる。懐かしい曲であるのはそうだけど、あらためて聞いてみて、アメリカン・ロックの傑作アルバムだなぁ、と再認識。特にエレキギターの音が印象にのこる。

音楽つながり(?)ということで、『ユリイカ』2007年7月臨時増刊号が「総特集:大友良英」だったので、これもちょっと読んでみる。大友良英って、ここ最近になって、以前にも増してよく名前を聞くようになったような感じがする。だからこそ、雑誌で特集が組まれるんだろうけど。

巻末に30ページにわたる詳細なディスコグラフィがあるので、まずはそれをコピー。これを参考にしつつ、広範囲におよんでる大友良英のCDを、ちびちびと聞いてみるつもり。

ジャーナリスト・武田徹の「オンライン日記」を見ると、こんな文章が書かれていた。

世間でリスクが大騒ぎになるのは、そのリスクの代替可能性があるものに限ってだという節を聞いたことがある。 BSE騒動は牛肉を食べずにも他に食べるものがいくらでもあるから大騒ぎになる。クルマとか飛行機は確率的にはBSEより遙かに深刻なリスク源のはずだが現実的に代替可能性がないので大騒ぎにならない。損害保険のようなシステムを発明して受容する。

そういえば昨年あいついだ食品偽装の数々も、ふりかえってみれば、普段は食卓には上らない土産物だったり、あんまり縁のない高級食材だったりと、「代替可能性のあるもの」が多かったような。
by t-mkM | 2008-02-01 23:22 | Trackback | Comments(0)


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