30年たって分かった「プレイバック パート2」のこと

最近「発見」したこと。

その昔、山口百恵が歌っていた「プレイバック パート2」という曲をご存じだろうか。
先日、ランニングのためiPodに入れるCDを物色していて、この曲を久しぶりに聴いたとき、「あ、こりゃ沢田研二の「勝手にしやがれ」に対する"返歌"だったんだ」と気がついたのだった。

知ってました?
「勝手にしやがれ」は1977年のヒット曲、「プレイバック パート2」は78年に出た曲。阿久悠の作詞である「勝手にしやがれ」に対し、阿木曜子・宇崎竜童のコンビが作った返歌、ということになる。その"返歌"を、当時19歳だったアイドル(でしたよね)に歌わせていたとは。
いや、なかなか。

当時、もう30年前になるけど、両方の曲ともテレビやラジオでしょっちゅう流れていて、よく耳にしていたはずなんだけど、そんなこと、いままで気づきもしなかった。(もちろん、ネットでググると、すでに同じような指摘をしている人は何人もいるので、有名な話しなのかもしれないが)

早い話、「勝手にしやがれ」「プレイバック パート2」という順序で聴けばいっぱつで分かるのだが、「どこが"返歌"なのか」、いちおう説明を。

「プレイバック パート2」の2番の歌詞に、

勝手にしやがれ 出ていくんだろ
これは昨夜(ゆうべ)の あなたのセリフ

というのがある。
歌い手が女性なので、この歌詞も女性の視点なんだけど、一方、男性の視点で書かれている「勝手にしやがれ」の歌詞には、

寝たふりしてる間に 出て行ってくれ

という部分がある。

つまり、男性の視点で歌われた「勝手にしやがれ」に対し、その翌日の出来事を女性の視点から歌ったのが「プレイバック パート2」、ということになる。

ちなみに、「プレイバック パート2」が入っていたCDは、図書館で借りてきた『青春歌年鑑 '78』(恥ずかしいタイトルだなぁ)。このほかに、「冬の稲妻」とか「微笑がえし」「宿無し」「東京ららばい」「時には娼婦のように」(!)なんてのがあった。
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by t-mkM | 2008-08-05 23:53 | Trackback | Comments(2)
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Commented by Rain at 2008-08-07 12:21 x
こんにちわ。 この話は当時、阿木さんや百恵さんも話されていまして、とっても有名です。 ジュリーと山口百恵、二人は魅せるアーティストとしてお互いがお互いを尊敬し、意識していました。今はそういったワクワクさせてくれるような歌手はいませんねぇ。
Commented by t-mkM at 2008-08-08 21:01
Rainさん、コメントありがとうございます。そう、すでに有名な話だと思うんですが、恥ずかしながら、今さら気がついたわけでして...。現在、ヒットしている曲がお互いに影響しあっているということが、リスナーにも分かるっていうことは、なかなかありませんよね。


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