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吉本隆明と植草甚一

サイドのリンク集に、この間拝見しているブログをいくつか加えました。
これからは「本」に関連するサイトに限らず、興味をひくサイトがあれば加えていくつもりです。


今日あたりから、あちこちの店で「お盆休み」「夏休み」の張り紙を目にするにけれど、それを横目にワタクシは職場へ。
道路も空いている。

この時期、通勤のクルマがぐっと減ると、毎度のことだけど「お盆だなぁ」とあらためて思う。

昼間、本屋へ行って月刊誌のコーナーを見たら、
『現代思想2008年8月臨時増刊号 総特集=吉本隆明 肯定の思想』(青土社)
が出ていた。

それにしても、つぎつぎと新刊が出てくるなぁ、吉本隆明。
finalventの日記によると、かなりよいそうなので、読んでみようかと思うのだけど。

そういえば、平凡社のPR誌「月刊百科」に、鹿島茂による「吉本隆明1968」という連載がある。以前に紹介したことがあるけど、今月号で連載20回目。当初は興味深く読んでいたのだが、『高村光太郎』について論じるあたりから、こっちの関心とズレてきていて...。
ま、でも、今後の展開には期待したい。

ちなみに、今月の「月刊百科」には「植草甚一生誕百年 ぼくたちの大好きなおじさん」という記事もある。これを読んで、
・一高を落ちて早稲田の理工学部に入った
・雑誌『ワンダーランド』の創刊は64歳のとき
・初のニューヨークは65歳のとき。計4回行って、使ったお金は一回に800万(!)
・経堂の家は借家で、蔵書は3万冊
といった植草さんのエピソートを改めて知った。

あの『ワンダーランド』を創刊したのが64歳のころとは、何となく知ってはいたけれど、正確な年齢を見て、ちょっと驚いた。
by t-mkM | 2008-08-13 23:29 | Trackback | Comments(0)


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