「ほっ」と。キャンペーン

池袋へ


相方のKといっしょに池袋へ。
以前にKが知り合いと来て、なかなか良かったというカジュアルなフレンチのお店でランチをすることに。

店先で順番を待っていると、昼時のせいか、つぎつぎに客がやってきて並ぶ。周りにはいろいろな飲食店があるのだけど、客待ちの列は(見える範囲では)他には見あたらない。皆さん、良く知ってるなぁ。
2番目だったので、それほど待つこともなく、わりとすんなり入れた。
ランチの内容は前菜とメインの料理にパンとコーヒーが付いて1050円。隣のテーブルとの間隔がちょっと狭いけれど、けっこうおいしくて、対応もこなれていて、たしかになかなか良い感じ。

それにしても、お客さんは女性が大半。女性二人組はたくさんいるけれど、男性二人組なんて全く見かけない。どうしてここまで男女の比率が違うのか? どうせ食べるならウマイものを、と考えるのは、男も女も変わらないと思うけどなぁ。


別の用事で出かけるKと池袋駅で別れて、第3回池袋西口公園古本まつりへ。
前に来たときは、西口公園の全体にテントが広がっていて、青空古本市としてはかなりの規模だったと思うけど、今回はその半分くらいの規模か。
ひととおり回って、結局2冊を購入。
欲しいと思った本はいろいろとあったのだけれど...。

ところでこの古本市、世話役らしき方がひっきりなしに探求書をマイクで読み上げていて、ときにそれが耳につく。古本市へ出店している古書店に呼びかけているのは分かるのだけど、今回、たまに(人によって?)オヤジ丸出しのアナウンスになるのは勘弁して欲しかった。(「この本を探しているのは若い女性ですよ」なんて繰り返し言うパターン)

せっかく池袋に来たので、北口のほうにある古本屋にもいくつか寄るけど、収穫無し。
いや、つかれた。
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# by t-mkM | 2006-04-22 17:49 | Trackback | Comments(0)

新着本をアップ

最近になって仕入れてきた本10冊を、相方のKがサイトにアップした。
新着本 vol.1

ラインナップは、次のとおり。
『私の食物誌』吉田健一(中央公論社)
『デザインになにができるか』粟津潔(田畑書店)
『デザインの発見』粟津潔(三一書房)
『高丘親王航海記』澁澤龍彦(文藝春秋)
『ジェネレーションX』ダグラス・クープランド(角川書店)
『ゴルフ 酒 旅』大岡昇平(番町書房)
『パンの耳』山藤章二(集英社文庫)
『ラインの河辺』犬養道子(中央公論社)
『セーヌ左岸で』犬養道子(中央公論社)
『ねこに未来はない』長田弘(晶文社)


そういえば、ちょっと(かなり?)変わった古い雑誌もサイトに載せたので、そちらもぜひ。
雑誌・シリーズ vol.4

この『不思議な雑誌』を発行していた日本文芸社って、いまでは『漫画ゴラク』やパチンコ雑誌(こちらも漫画か)を出している出版社。ところが『不思議な雑誌』には、イラストや写真はあるものの、漫画が出てくるところはほとんどない。全体にわたり、文章が大部分を占めている。

同じページにある『世界の秘境シリーズ』もそうなのだけど、昔の雑誌って、ホントに活字がたくさん詰まっている。文芸関係ではない雑誌でも、その活字の量に驚かされることがしばしばだ。(しかも活字の小さいこと!)

でも、その活字量=情報量の多さ?が、当時の世相をさまざまに垣間見せてくれるようで、読んでいるとけっこう面白い。

40年ほど前の雑誌を手に、いまもやっているTVのアヤシゲな番組と見比べてみる、なんていうのはどうですか?
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# by t-mkM | 2006-04-21 00:51 | Trackback(2) | Comments(0)

今日の読書

『生きているのは ひまつぶし 深沢七郎未発表作品集』(光文社)



じつは恥ずかしながら(古本屋なのに...)、これまで深沢の本を読んだことがなかった。
この本を読むまでは、深沢七郎といえば「イコール『楢山節考』」という程度の知識しかなくて、しかも昔、映画化された『楢山節考』を紹介していた映画雑誌を読んだときの印象から、なんとなく
  「深沢七郎=生真面目そうな人、堅そうな人」
という「人物像」を勝手に抱いていた。
しかし、この本でそれはひっくり返りましたね。

まず本の装丁からしてイメージと違う。
カバーの題字がピンクだし、天地小口もピンク色。しかも書影にある帯の写真。「堅そうな人」と思っていた作家だけに、「あれっ?」と思ったのが読むきっかけだった。

冒頭の「死ぬことはありがたい」からはじまって、「ストリップ劇場によくいく」とか「スポーツっていうのは悪いこと」「三島由紀夫は少年文学」などなど、読みすすむにつれて、抱いていたイメージがガラガラと崩れていく。
また、深沢をして「庶民派」といった評価?があるようだけれど、そういった作家像とも、ずいぶんと異なっているように感じられた。

「深沢七郎」という作家に、いまさらながら興味が湧いてきた。
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# by t-mkM | 2006-04-19 12:36 | Trackback | Comments(0)

「小林信彦、東京」


今日はこんな本が売れた。
小林信彦『私説東京放浪記』ちくま文庫、1995

サイトには江戸・東京というジャンルを設けてある。この本も、その中の一冊だ。

小林信彦という名前で連想するのは「オヨヨ」シリーズ。
いまをさかのぼること二十ン年前、その当時、よくつるんでいた友人がこの「オヨヨ」シリーズにはまっていた。友人が読んでいたのは文庫本で、たしか黒いカバーがかかっていたっけ。たぶん、角川文庫だったと思うけど、ためしにどの出版社かと思って検索してみたら、こんなページを発見。

小林信彦 文庫化作品リスト
いやー、ファンというのはすごいですね。
古本屋としても、こういうページは重宝するなぁ。

このページによると、『私説東京放浪記』の単行本は1992年の出版。
それから10年以上がたつけれど、ここ最近、都心部の変貌ぶりには驚く。駅周辺の再開発や湾岸地域での高層マンションの林立などなど、すごい勢い。小林がつづっていたバブルの傷跡も一掃されるかのようだ。

でも、何ごとも、あんまり急激に変えるとロクなことがないので、ここはひとつ、もうちょっと冷静になってほしいと思うのだけど。
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# by t-mkM | 2006-04-18 18:07 | Trackback | Comments(0)

一箱古本市、ふたたび

Kも日記で書いていましたが、昨年に続いて今年も、「古本T」という屋号で不忍ブックストリートの一箱古本市に出店します。
公式ホームページは、http://sbs.yanesen.org/
開催は4月29日(土)です。

私たち「古本T」は今回、根津にあるクラフト芳房(ほうぼう)さんの店先での出店。

同じ場所で出店される一箱店主のテーマをみると、幅広いバリエーションに富んだ品揃え?となりそうなスポットです。
皆さまのご来店をお待ちしています。

*****

今日は先日に続き、「助っ人」として、不忍ブックストリートのマップと一箱古本市のチラシを近所のお店に配布。

以前に「一箱古本市」のポスターを持って回った時もそうだったのだけど、たいていのお店では、わりとすんなりと「いいですよぉ」と受け取ってくれる。が、もちろん、全てがそういうお店ばかりではないのですね、これが。

あらかじめ行こうを思っていた店が閉まっていたので、マップとチラシを持って近くの飲食店に入ってみた。
ところが入るなり、
「なにっ、何かの販売なら他に行った方がいいよ、買わないから!」
と、いきなりまくたてられる。
「いえ、販売ではなくて、ちょっとお願いが...」
「えっ、なに、宗教の勧誘? それも他をあたってよぉ!」
「いや、宗教でもなくてですね、じつは...」
「じゃなに? えっ?」
と、ここでようやく、それまで見ていたパソコンの画面から顔をあげて、こちらを見るお店のかた。
結局、今月29日に不忍通りを中心に一箱古本市というイベントがあることを説明し、不忍ブックストリートのマップをお見せしたら、
「ああ、それならいいよ、ここに置いとくよ」
と、先ほどの対応とはうってかわって、すんなりとレジの脇に置いてくれたのでした。

いやいや、ホッとしましたね。
助っ人の作業も、なかなかスリリングではあります。
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# by t-mkM | 2006-04-13 16:13 | Trackback | Comments(0)