W杯って...

このところテレビを見ると、サッカーのW杯の話題ばかり。
Kもそうなのだけど、ワタクシもスポーツ全般にあんまり興味がないので、冬季オリンピックから野球のWBC、W杯へと、スポーツのビッグ・イベントが続いているものの、わが家は手持ちぶさた。

とはいえ、昨晩は見るテレビも無かったので、オーストラリア戦を見ていたりする。裏番組の映画(浅間山荘がどうたら、というヤツ)も面白くなさそうだったし。

結果は周知のとおりだけど、今朝のテレビのワイドショーでテンションを上げよう上げようとするキャスターたちを見てると、なんだかなー、という気分になってくる。そんなにマスコミ総出で盛り上げなくても...。
他に取り上げるネタはいくらでもあるだろうに。

なんて思っていると、たまに拝見する「本の人生 本との人生 末端古本屋雑記帳」というブログで、こんなことが書かれていた。
基本的に共感する。


そういえば、昨日アップした新着本に注文が来ている。
さっそく反応があると、うれしいものです。
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# by t-mkM | 2006-06-13 23:02 | Trackback | Comments(2)

新着本をアップ

この間に仕入れてきた本(仕入れは主にKがやっている)の中から、
20冊を新着本としてアップしました。

こんな本たちです。

『津軽こぎん』横島直道 編(日本放送出版協会)
『日本の工芸・別巻 琉球』外間正幸・岩宮武二(淡交新社)
『おもちゃの話』斎藤良輔(朝日新聞社)
『恍惚の王国 宗左近芸術論集』(朝日出版社)
『箱舟時代』長田弘(小沢書店)
『落語 長屋の四季』矢野誠一(読売新聞社)
『漂泊』串田孫一(創文社)函無し
『シナリオ修業』新藤兼人(ダヴィッド社)
『にせドンファン』吉行淳之介(集英社コンパクト・ブックス)
『古書店地図帖−増補改訂版−関東・甲信越・東海・関西』 (図書新聞社)
『父・柳家金語楼』山下武(実業之日本社)
『語るピカソ』ブラッサイ(みすず書房)
『モネ入門 「睡蓮」を読み解く六つの話』(直島福武美術館財団)
『ひとまねこざるシリーズ』全6冊セット:H.A.レイ、マーガレット・レイ(岩波書店)
『サリー・ガーデン イギリスの愛の歌(CD付き)』望月通陽(偕成社)
『日本の染織9 縞・唐棧』(泰流社)
『風姿抄』白洲正子(世界文化社)
『きものと私』大塚末子(春陽堂書店)函無し
『冬の薔薇』秋山ちえ子(三月書房)
『大庭みな子集 新鋭作家叢書』大庭みな子(河出書房新社)

最近の本からワタクシの生まれる前の本まで、またピカソから落語・映画まで、
さらには津軽から琉球まで、はば広く多彩な本が揃っています。
どうかサイトの方をのぞいてみて下さい。

http://t-furuhon.com/page_new/page_new_1.html
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# by t-mkM | 2006-06-12 17:59 | Trackback | Comments(0)

高円寺へ

昨日は昼過ぎに出て、Kと高円寺へ。
まずは丸ノ内線の新高円寺駅を降りて、すぐ近くのブックオフへ寄るけど、とくに無し。商店街を通ってJRの高円寺駅を通り過ぎ(これがけっこう遠い)、 西部古書会館へ。神保町の古書会館へはよく行くのだけど、この西部古書会館へ行くのは、じつは初めて。
ガレージのところから靴を脱いで会場に入るのだけど、そのガレージにも本が並んでいる。夏は暑いだろうなぁ、と思ったけど、けっこう面白そうな本がちらほらと。

ひととおり見て回って感じたのは、神保町やデパートなどで開催されている古書展と比べて、わりと安いのではないか、ということ。もちろん、それなりの値段の付いている本もあることは言うまでもない。
そして、これはKとも意見が一致したのだけど、こちらが「安いと思う本」と「それなりの値段の本」との差が開いていて、その間に位置するような本があまり無かった。(我々だけがそう感じるのかもしれないけど)

結局、購入した本は8冊で3300円。

せっかく高円寺まで来たので、ほかの古本屋へも行こうと、あづま通り商店会へ。
店の脇に「1冊100円、3冊まで200円」の棚がある「越後屋書店」さん、その向かいにある「古本酒場コクテイル」さん(中には入りませんでしたけど)、もう少し通りを奥へ行ったところにある、一見お休みかな?と思ってしまった「アジアンドック」さんといったお店へ。それから、高円寺駅にもどって「都丸書店」さん、ちょっと阿佐ヶ谷のほうにある「十五時の犬」さんにも足をのばした。

ふだん、あまり中央線沿線に行かないし、ましてや高円寺の古本屋を意識して回ったのはこれが初めてだけど、やっぱり面白い。いろいろな古本屋さんの棚を見ていると、いろいろな発見もあるし。

たまには高円寺にも来よう。

それにしても、駅周辺の飲み屋の集中度には、あらためて感心?した。
土曜とはいえ、どの店にもけっこうお客が入っているようで、なかなか盛況だ。もちろん、ワタクシたちも、焼鳥屋によって一杯(いや2杯か)飲んで帰りました。
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# by t-mkM | 2006-06-11 23:24 | Trackback | Comments(0)

書店、新書、個人主義

昨日、近くの新刊書店にふらりと入って、ひとまわり。
新刊書店と古本屋と、どちらの方に足が向くかというと、たぶん同じくらいだろうか。いまの職場周辺の環境が、古本屋がわりとあるせいでもあるけれど。

それにしても最近は新書コーナーの増殖ぶりがすさまじい。いったい、毎月どれくらいの新書が量産されているのだろうか。
以前、評論家の宮崎哲弥が文藝春秋の月刊誌『諸君』で、その月に出た親書を全部読んでベスト/ワーストをそれぞれ発表する、「今月の新書」完全読破、なんていう記事を連載していたけど、いつの間にか終わっていたっけ。
まあ、これだけの新書が出版されていると、無理もないよなとも思う。

加えて、この秋には朝日新聞社も「参戦」するとか。
何か参考になる解説記事がないかとググってみると、10月創刊「朝日新書」のブックカバーコンテストを実施!なんていうのを発見。知らなかった。
なお、締切は6月10日まで。

結局、新書コーナーにあった出たばかりの新刊、
『日本の個人主義』小田中直樹(ちくま新書) を購入。


昨日のエントリにも書いた奥田英朗『サウスバウンド』を読んで、アナーキーで強引な父親の姿が印象に残っていたので、こんなタイトルの本に手が伸びた、というわけ。

と言っても、著者の本を読むのは初めてではない。
じつはサイトでも2冊ほど売っている。
http://t-furuhon.com/page_his/page_his_2.html

ザッと目を通してみたけど、戦中・戦後の歴史学に大きな足跡を残した大塚久雄の諸説を起点として、「個人の自律」という切り口で戦後から現在にいたる日本社会の分析を試みた書、とでも言えようか。丸山眞男からネオリベラリズム、「自律は社会的関心をもたらすか」といったことまで検討されている。
いつのまにか、個人への「自己責任」が強要されるようになった「いま」について考えてみるために、そのとっかかりとして好適な本だと思う。
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# by t-mkM | 2006-06-09 18:21 | Trackback | Comments(0)

注文、注文、サウスバウンド

メールをチェックすると、昨晩から今朝にかけて、本の注文が集中して来ている。サイトの方にも、アマゾンに出品している本にも。
「マーフィーの何とか」ではないけれど、仕事といい注文といい、どうしてこう集中するのだろうか? 不思議である。
とはいえ、注文が集中して来るとうれしいもので、梱包作業にシコシコと励む。

ちなみに売れた本は、
『日本ぶらりぶらり』山下清、式場隆三郎編
『いつ・どこで・なにを着る?』石津謙介
『ぼくのつくった魔法のくすり』ロアルド・ダール
『文房具を買いに』片岡義男
など。
そういえば最近、文房具に関係する雑誌をよく見かけるような気がするけど、文房具って流行っているのか?


ところで、Kのオススメもあって読んでみた『サウスバウンド』 奥田英朗。


左翼過激派の伝説的な元活動家である人物を父親に持つ一家が主役。
こう書くと「んっ?」と敬遠されそうだが、全くそんなことはなくて、エンターテイメントとして十分に堪能できる。
この父親、徹底して国家や政府、集団を嫌う個人主義的でアナーキーな言動・行動ゆえに、しょっちゅう周囲と軋轢を起こすのだけど、この父親のインパクトが強烈。その父親に翻弄されながらもシンパシーを感じていく息子の視点で、家族をめぐるさまざまな波瀾万丈が描かれていく。
語り手である息子の、小6にしては大人びてクールな眼差しがちょっと気になるけど、登場する人物の造形は、誰もが秀逸。この著者は、こういうのを書かせるとホントにうまいと思う。
オススメ。
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# by t-mkM | 2006-06-08 23:46 | Trackback | Comments(0)

小石川の酒屋にて

昨日のエントリのつづき。

神保町の古本屋を見たあと、用事があって都営三田線に乗って、小石川へ向かった。
午後6時頃だったか、用事も終わったので帰ろうと通りを歩いていると、人が集まっている一角が目にとまる。よく見れば、そこは殺風景な酒屋。しかも中でお酒が飲める酒屋で、戸を開けはなった店に人が集まっていた、というわけ。

Kとふたりでちょっと立ち止まっていると、中にいる(すでに)いい機嫌になっているオジサンから手招きをされる。とはいっても店にはオジサンばかりというわけでもなく、女性の方もチラホラ。
なんだか皆さんが楽しそうなので、寄っていくことにした。

中にはいると、けっこう年期の入った酒屋のよう。タバコのヤニで天井付近は茶色になっていたりしている。
「ここから好きな酒を取っていっていいの」と言われたので、店の真ん中に置かれている酒の入った冷蔵庫(周りがガラスのやつです)から大瓶のビールを出して、Kと飲み始めた。つまみの類は店の入り口に乾きモノがいろいろと置いてあって、これも勝手に好きなモノを取って食べていいとのこと。
会計は後払い。詳しくは聞かなかったけど、ビンやカンの数とつまみ類の袋から計算して支払うようだ。
全体に漂うアバウトさ加減が、何ともいえず心地?よい。

さっき、手招きしてくれた?オジサンが、この店のことをいろいろと説明してくれる。
それによれば、近くにあるK印刷の人びとが仕事帰りに寄っていく「たまり場」であるらしい。そんな話しをしていると、「社長」と呼ばれる人(なんだそりゃ?)が来て、そのオジサンの座席にすわって何やらひとしきり盛り上がっていた。

また、K印刷は朝方に仕事を終える人もいるそうで、それに合わせてなのか、午前中も8時頃からやっているようだ。
小石川のこんなところで、朝から飲める酒屋があるとは。

それと、店内で目につくのは、文庫本が並んだ棚。
客が持ってきては置いていくのだそうだけど、これがけっこうな冊数。品揃え?も日本の小説ばかりだけど、各ジャンルから新旧いろいろとあって、バラエティに富んでいる。さすが、印刷会社の近所だけのことはある。(ホントか)

結局、このときは大瓶ビールとカップ酒とピーナツ一袋で、しめて670円。
ほとんど定価。激安。
これで儲かっているのだろうか? 逆に心配になってくる。

高級住宅街と思われる播磨坂と、そのすぐ裏手にあるズバ抜けて庶民的なこの店とのコントラストが、妙に印象的だった。
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# by t-mkM | 2006-06-07 18:11 | Trackback | Comments(0)

たまの親孝行?

一昨日の日曜日から昨日にかけては、双方の親を東京に呼んで、都内のホテルで一泊。
(なので昨日は仕事を休んだ)

ウチの父親がちょうど70歳の誕生日を迎えたということもあり、いい機会なので、それではKの親にも出てきてもらい、いっしょに食事でもしましょう、ということになったというわけ。
食事をしたのは、韻松亭
ロケーションのせいなのか、日曜の夜というわりにはけっこうな盛況ぶり。食事もなかなかおいしかったし、お互いの親にもよろこんでもらえたようだ。

ま、ほとんどやっていない親孝行、ということかな。


昨日の午後に東京駅で親を見送ったあと、せっかくなので神保町まで足をのばし、古書会館でやっているアンダーグラウンド・ブックカフェへ。
旅猫さんの手ぬぐいを購入。

会場を出ようとしたら、一箱古本市でいっしょに助っ人をやった、Mさんとバッタリ。「ドーモ、ドーモ」とご挨拶して、ちょっと立ち話。

その後は古本屋をのぞきながら散歩。
田村書店の店頭棚で、新藤兼人監督がシナリオについて書いた本を買う。200円。
それにしても、田村書店の店頭は「ヒット」する確率が高いよなぁ。
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# by t-mkM | 2006-06-06 18:21 | Trackback | Comments(2)

「ダ・ヴィンチ・コード」を見てきた

昨日は仕事を強引に切り上げて、銀座へ。行き先は有楽町マリオンの映画館。で、何を見るかといえば、「ダ・ヴィンチ・コード」。
(せっかくなので、でかい劇場で見ようかと)

以前、原作を読んだことだし、周囲が盛り上がっていることもあるし、ということで、前売り券を買っておいた。ちなみに値段はチケットショップでちょっと安くて、1250円。

行ったのは、マリオン11Fの日劇PLEX、18時40分の回。ぎりぎりで間に合ったのだけど、全席指定ということで、受付に時間がかかる。しかも、コーヒーでも買おうとしたら、同じように飲み物などを買おうという人たちが行列していて、座席についたのは本編が始まるちょっと前。
混んでいたので左右の座席にも客がいることを覚悟していたけれど、そんなことはなくて、左右ともに空いていた。座席指定ということもあって、そのへんは調整しているのか。おかげでゆったりと見られた。

それで、映画の「ダ・ヴィンチ・コード」はどうだったのか。

強引にひとことで言えば、「超高級な内田康夫の2時間ドラマ」か。
いや、べつに「つまらない」と言っているわけではなくて、それはそれで十分に楽しめた。
ただ、ダイイング・メッセージの「謎解き」、キリスト教の聖杯「伝説」、パリ・イギリスの「街並みや風景」などなど、カッコのところをつなげていくと、「内田康夫の2時間ドラマ」に通じるところがあるかな、と。

それにしてもこの映画、たぶん原作を読んでいないと、ストーリーがよく飲み込めないのでは? けっこう強引な場面転換がいくつも見られたし。(実際、周りのおじさんには、途中から退屈そうにしている人がいた)
また、原作では謎解きの試行錯誤するさまが書き込まれていたけれど、そういう部分はほとんど描かれておらず、すんなりと「謎」が解かれていってしまうのは、なんだかあっけない。
その一方で、原作に忠実に映像化されてはいるので、原作 --> 映画という順をたどれば、原作への理解(というか作者の意図か)がよりハッキリすることはたしか。

総合すると、こういう評価になるのは妥当かも。
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# by t-mkM | 2006-06-03 11:49 | Trackback | Comments(0)