藤沢の古本屋、など

昨日は、朝から東京駅へ出て、東海道線で藤沢へ。
Kの独断により、茅ヶ崎の居酒屋に行くことになったので、せっかくだから周辺の
古本屋も回ろうと、早くから出かけたというわけ。

で、感想を書こうと思っていたら、すでにKの日記に
「湘南古本&うまいもの散歩」がアップされている。
あらま。
先を越されてしまった。

藤沢駅周辺の古本屋が、回った順番に書かれているのだけど、
北口の「ブックオフ」が抜けてるぞ。
(結局、一軒当たりで購入した冊数が一番多かったのは、
 ブックオフだったりするのだが...)



このところ、『シャングリ・ラ』池上永一(角川書店)を読んでいる。
近未来の東京を舞台にした、スケールの大きいエンターテイメント。面白いのだけど、比較的小さな活字にも関わらず、2段組600ページの大作。
寝ながら読んでいると手が疲れてしまうこともあって、なかなか読み終わらない。

ということで、感想などは後ほど。

ウラゲツさんのブログを見ていたら、こんなイベントの告知が。
立ち上げ途中のリアル古本屋の店舗でやる、というのにも惹かれます。
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# by t-mkM | 2006-06-25 22:44 | Trackback | Comments(0)

光文社のPR誌、トークイベント

ちょっと前に、退屈男さんやWeb読書手帖さんが取り上げているのを読んで知った、
光文社の新しいPR冊子「本が好き!」
なかなか書店で見かけなかったが、ようやく手にした。

すでに十分な知名度のある出版社だと思うけど、ここに来てあえてPR誌を発行するというのは、Web読書手帖さんも書いていたように、やはり新書での成功が大きいのだろうか。

(タダでもらっておいてナンだが)パラパラと見てて思いついた点をあげてみる。
(1) 女性作家からの寄稿が多い。小説とエッセイは全て女性と言っていいくらい。
(2) メジャーではないけど新人でもない、これから注目されそうな書き手を集めている。
(3) PR誌なのに、自社の宣伝はおろか、広告自体がほとんど載っていない。つまり、読みでがある。
(4) 「ひと駅でわかる最新キーワード」なんてのもあって、リクルートの「R25」も意識している?

第2号、8月号は7月10日の刊行とのこと。


先日、『<ことば>の仕事』(原書房)を読んだけど、いろいろなことが頭の中に残る本だった。と思っていたら、著者である仲俣さんが、この本でインタビューされていた小熊英二さんとトークイベントをやるというので、さっそく申し込んだ。

どんなことになるのか、いまから楽しみ。
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# by t-mkM | 2006-06-22 19:28 | Trackback | Comments(0)

友人のブログ、魔王

大学時代の友人にネット上で古本屋をやっていることを知らせたら、すぐに自身のブログ「じゃのみちはやぶへび」で古本Tを紹介してくれた。
感謝です、サンクス。
この友人、ブログにあるとおりジャニーズのファンで、数年前からはsmapや嵐のコンサートで全国を回っているらしい。ワタクシにとってはそれだけでもスゴイのだけど、加えて演劇や演芸・バレエなどなど、とにかく「生」の舞台を見ることにかけるエネルギーがハンパでない。

職住が接近していることもあって、ふだんの生活圏が3キロ四方くらいに収まっているワタクシとはエライ違いである。
ちなみに、この友人のおかげで、Kとともに歌舞伎座で米朝の落語を聞くことができたりもしている。

このところ、細々とはいえネット上で古本屋を始めたこともあって、本というメディアそれ自体をあらめて「面白い」と感じるようになってきた。これまでの乱読趣味とも相まって、ますます「本ばっかり目に(手に)している」ということになりつつある。
うーん、ちょっとこれではイカンな。
たまには3キロ四方の生活圏から抜け出して行動しないと。


と言いながらも、今日読んでいた本は『魔王』伊坂幸太郎(講談社)

タイトルと、帯にある「世の中の流れに立ち向かおうとした兄弟の物語。」という一文から、てっきり「圧倒的なパワーに対峙する主人公」といったような筋を想像をしてしまう。けれど、それだけではない。
この本、エンターテイメントとしてはめずらしく、ファシズムや憲法、9条改正、国民投票といった、すぐれて今日的で政治的な事柄を大きな背景としている。一方で、この著者の小説らしく、登場人物たちによって交わされる独特のテンポとセンスによるやりとりが、相変わらず絶妙だ。

あえて言えば、上で書いたような背景と、登場人物たちの織りなす日常との「間」に生じている何かが、この本のキモなんだろう。
その「何か」をどう受け止めるのかは、読み手に任されている、そんな感じ。
また、いくつかの謎がそのままで終わっているけど、著者はあえてそうしているようにも思える。

いい意味で読む側から入り込めるスキマのある、「開放系」の小説とでもいえようか。
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# by t-mkM | 2006-06-20 17:44 | Trackback | Comments(2)

仕事が一段落

勤め先で急ぎの要件が発生したこともあって、このところ仕事がたてこんでいたのだけど、無事に乗り切ることができてホッとする。
関係者が事前に予想される「難局」をさまざまに想定していたけれど、さいわい、そういう事態にもならなかったし。
ま、よかったよかった。

それにしても、組織というのはいろいろとメンドウだな、まったく。
普段はあまり意識しなくてもすんでいるが、たまに「組織の一員」ということを思い知らされる。



話しかわって、最近よんだ本は『動物園の鳥』坂木司(東京創元社)。探偵役がひきこもりという設定のミステリー仕立ての小説。

動物園の中で虐待された跡のある猫が連続して見つかり、ひきこもりの探偵役が、語り手である探偵役の友人らとともに、その謎を解いていく、というストーリー。
こう書いてしまうと、あまり面白くなさそうだが、それは早計。詳しくは書かないけど、登場する人たちが、それぞれに抱えている「傷」にどう向き合うかが、もうひとつの読みどころ。

じつはこの本、ひきこもりの探偵役を主人公としたシリーズの完結編にあたる。
これだけ単独で読んでももちろんたのしめるけど、シリーズを順番に読んだほうが、より印象に残ることは確実。

シリーズは順番に、以下の通り。
『青空の卵』
『仔羊の巣』

ちなみに作者は、性別を明かしていない。
読んでみて、どちらの印象を持つのかは、人それぞれ?
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# by t-mkM | 2006-06-19 19:53 | Trackback | Comments(0)

BGM、ビートルズ

1, 2年ほど前に近所でオープンしたコンビニ風の店がある。
コンビニと違っているのは、営業時間は午前1時までで日曜は休みの点や、雑貨類をほとんど置いていないところか。でも、ティッシュや米が置かれていたり、アルコール類がしだいに充実してきたり、品揃えもオープン当初からはけっこう変化している。
なにより近くだし、重宝している。

そして、何といってもこの店の大きな特徴はBGM。
ビートルズしかかからないのだ。
もうホントに、とことん、ビートルズ。いつ行ってもビートルズのBGM。それもこの手の店としてはけっこうな音量で流れている。

で、べつにこの店に触発されたワケではないけれど、最近、
「THE BEATLES 1」
というCDを図書館で借りた。

このCD、題名のとおり、ビートルズのシングルでチャート1位を獲得した曲だけを時系列に並べたという、分かりやすいと言えばこれほど分かりやすいCDもないだろう、というシロモノ。

でも、あらためてシングル・ヒットの曲を繰り返し続けて聴いていくと、いろいろと個人的な「発見」があった。

まず、イエスタディ、ヘイ・ジュード、レット・イット・ビーの3曲は、ビートルズの中では特異な曲であること。また、中期のころのデイ・トリッパー、ペイパーバック・ライター、イエロー・サブマリンといったあたりが、バンドとしてもっともまとまっていて、充実していたのではないか、ということ。
つまり、これら中期の3曲の印象が思いのほかよかったのだ。

これは、新しい「発見」だった。


帰りぎわ、ビールを切らしていたのを思いだし、上で書いた店に寄った。
そしたら今日のBGMは、なぜかサザン。
「今日はいつものビートルズじゃないんですね?」
「夏はやっぱりサザンじゃないと! って言われてねー」
だと。
誰から言われたんだ?
なんだ、もしかしてリクエストも受け付けるのか?

これからの店のBGMがどうなるか、見もの(聞きものか)だ。
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# by t-mkM | 2006-06-15 01:03 | Trackback | Comments(2)

リゲティ、武満

もう昨日のニュースになるけど、現代音楽の作曲家、ジョルジィ・リゲティ氏が死去した。

べつに現代音楽をよく聞いているわけでも何でもないのだけど、ちょっと前にリゲティの作品集をCDで集中して聞いていたことがあったので、目に留まったニュースだった。
そういえば、キューブリック監督の遺作となった映画「アイズ・ワイド・シャット」の中で使われていた音楽が、ときおりテレビドラマなどでも使われていたっけ。

現代音楽つながりということでもないけれど、(いつものように)遅ればせながら『芸術新潮』5月号を手に取ると、「はじめての武満徹」という特集が組まれている。没後10年で、展覧会も開催されていることとのリンク企画らしい。
(ただし、展覧会は6/18まで)

現代音楽だけでなく、映画音楽や絵など多方面に才能を発揮された人でもあったので、この特集でもさまざまな角度から「武満徹」に迫っている。
この中で、ちょっと「おっ」と思ったのは、武満が装丁した唯一の本ということで紹介されていた、
『中井英夫作品集』(三一書房、1969年)。

実物を見てみたいなぁ。
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# by t-mkM | 2006-06-14 00:19 | Trackback | Comments(0)

W杯って...

このところテレビを見ると、サッカーのW杯の話題ばかり。
Kもそうなのだけど、ワタクシもスポーツ全般にあんまり興味がないので、冬季オリンピックから野球のWBC、W杯へと、スポーツのビッグ・イベントが続いているものの、わが家は手持ちぶさた。

とはいえ、昨晩は見るテレビも無かったので、オーストラリア戦を見ていたりする。裏番組の映画(浅間山荘がどうたら、というヤツ)も面白くなさそうだったし。

結果は周知のとおりだけど、今朝のテレビのワイドショーでテンションを上げよう上げようとするキャスターたちを見てると、なんだかなー、という気分になってくる。そんなにマスコミ総出で盛り上げなくても...。
他に取り上げるネタはいくらでもあるだろうに。

なんて思っていると、たまに拝見する「本の人生 本との人生 末端古本屋雑記帳」というブログで、こんなことが書かれていた。
基本的に共感する。


そういえば、昨日アップした新着本に注文が来ている。
さっそく反応があると、うれしいものです。
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# by t-mkM | 2006-06-13 23:02 | Trackback | Comments(2)

新着本をアップ

この間に仕入れてきた本(仕入れは主にKがやっている)の中から、
20冊を新着本としてアップしました。

こんな本たちです。

『津軽こぎん』横島直道 編(日本放送出版協会)
『日本の工芸・別巻 琉球』外間正幸・岩宮武二(淡交新社)
『おもちゃの話』斎藤良輔(朝日新聞社)
『恍惚の王国 宗左近芸術論集』(朝日出版社)
『箱舟時代』長田弘(小沢書店)
『落語 長屋の四季』矢野誠一(読売新聞社)
『漂泊』串田孫一(創文社)函無し
『シナリオ修業』新藤兼人(ダヴィッド社)
『にせドンファン』吉行淳之介(集英社コンパクト・ブックス)
『古書店地図帖−増補改訂版−関東・甲信越・東海・関西』 (図書新聞社)
『父・柳家金語楼』山下武(実業之日本社)
『語るピカソ』ブラッサイ(みすず書房)
『モネ入門 「睡蓮」を読み解く六つの話』(直島福武美術館財団)
『ひとまねこざるシリーズ』全6冊セット:H.A.レイ、マーガレット・レイ(岩波書店)
『サリー・ガーデン イギリスの愛の歌(CD付き)』望月通陽(偕成社)
『日本の染織9 縞・唐棧』(泰流社)
『風姿抄』白洲正子(世界文化社)
『きものと私』大塚末子(春陽堂書店)函無し
『冬の薔薇』秋山ちえ子(三月書房)
『大庭みな子集 新鋭作家叢書』大庭みな子(河出書房新社)

最近の本からワタクシの生まれる前の本まで、またピカソから落語・映画まで、
さらには津軽から琉球まで、はば広く多彩な本が揃っています。
どうかサイトの方をのぞいてみて下さい。

http://t-furuhon.com/page_new/page_new_1.html
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# by t-mkM | 2006-06-12 17:59 | Trackback | Comments(0)