村上春樹氏のエルサレルム賞授賞式におけるスピーチの件が、話題になっている。
この日記でも取り上げたので、フォローしておこうと思う。 まず、孫引きだけど、現地の新聞に出ていたという原文での抄録が以下に。 http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/26ca7359e6d2d15ba74bcdf9989bee56 (著名なブロガーである池田氏は、このスピーチを高く評価されているようである) そして、共同通信の配信によるスピーチの要旨。 http://www.47news.jp/CN/200902/CN2009021601000180.html リンク先が消えるかもしれないので、以下に要旨を全部引いておく。
それと、「Kittens flewby me」というブログにあったハルキ風だという訳は以下。 http://ahodory.blog124.fc2.com/blog-entry-201.html すでに報道はいろいろとなされていて、このスピーチの評価をめぐっても様々な見が交わされている。検索すれば、けっこうでてくる。 推測に過ぎないけど、おそらく村上氏は、国内での文学賞よりも母国以外での評価ということを重視した結果として、今回のスピーチを選んだのではないだろうか。 自分が書いた小説が複数の言語に翻訳され、世界各地の人々に読まれている。 そういった現実を、小説家として全面的に引き受けて、今回の授賞式に臨んだ、ということなんだろう。 率直に「大したもんだなぁ」と思う。
by t-mkM
| 2009-02-17 23:16
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