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アントニオ・ガデス舞踊団「カルメン」

ひょんなことから知り合いより、アントニオ・ガデス舞踊団の来日公演のチケットを譲ってもらうことになり、きのう、知り合いと一緒に見てきた。

アントニオ・ガデス舞踊団 公式サイト

昨日が来日公演の初日。
会場は文京シビックホールの大ホール。演目は「カルメン」。

この知り合い、ガデス舞踊団に限らず、かなり幅広〜く舞台を見に行っているのだけど、この知り合いいわく、「ガデス舞踊団を越える舞台にはついぞ出会わなかった」とのこと。
アントニオ・ガデス本人は2004年に亡くなっていて、舞踊団の存続が危ぶまれたものの、2年前にも来日を果たしていて、知り合いはもちろん見たんだとか。

背景情報を、と思って検索すると「esflamenco.com」というサイトにこんな記事があったので、以下にメモしておく。
アントニオ・ガデスが自らを語る

で、その舞台。
フラメンコをやっている人には当たり前なんだろうけど、セリフは一切なくて、歌と踊りですべてを表現する。ガデスは「フラメンコを舞台芸術にまで高めた」と言われているらしいけど、たしかに舞台の内容はまさに「芸術」というにふさわしいと思った。
照明による明と暗のコントラスト、考え抜かれた俳優や小道具の配置、そして踊りの迫力、さらにはカーテンコールでの機敏な動き、アンコールの内容...。踊りと歌はホント豪快なんだけど、すべてが緻密に計算されて構成された舞台であるのが、(見ているときはもちろん、見終わってからもつくづくと)よく分かる。

昔から知り合いが絶賛しているのも、ようやく合点がいった。

それから、印象に残ったのが手拍子の音。
ウィキペディアによると、この手拍子は「パルマ」といい、甲高い音の「セコ 」と低くこもった音の「バホ」の2種類があるんだとか。
この手拍子だけでも使えると、何かと役に立つかも。
by t-mkM | 2009-03-01 22:02 | Trackback(1) | Comments(0)
Tracked from 大村の「PREMIUM」日記 at 2009-03-06 19:35
タイトル : アントニオ・ガデス舞踊団「カルメン」
 「フラメンコ」。皆さんはこの言葉で何を連想しますか? スペイン? 情熱? ん~ボクは一番最初に頭に浮かぶのは、なんといっても西郷輝彦さんの代表曲「星のフラメンコ」ですね。西郷さんがカッコよく、「チャチャチャ」と手を叩くシーンは子供の頃から頭に焼きついています。日本に「フラメンコ」という言葉を定着させた功労者は、間違いなく西郷輝彦さんではないでしょうか。  そんなフラメンコ。「フラメンコ」と聞かれて、「アントニオ・ガデス舞踊団」と答えられる人は、本当ににフラメンコ好きな通な人ではないでしょうか。...... more


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