この連休後半、11日(日)は逗子のNさん宅での飲み会へ。
Mご夫妻、それにMさんの知人も交えて合計8人での宴会で、まあにぎやかに飲んで食べた。毎度のことながら、Nさんの手料理は「こういう食材をこうやって料理するのかぁ」というちょっとした驚きがあり、しかもどれもおいしい。今回、ぬか漬けしたサンマの塩焼き?が、酒の肴だけでなく「ご飯ください」思わず言いたくなる感じで、後をひいた。 この晩はNさん宅に泊めていただき、翌12日はK(かんから)の知人宅へ。 逗子駅までバスでもどり、さらにバスを乗り換え、葉山を通り過ぎた秋谷というところまで行く。このあたりは横須賀市らしいが、最近では「南葉山」と呼ぶらしい。ま、この付近へ来てみると、地元の方々はどうなのかしらないけど、そう呼びたくなるのも分からなくはない。 それから、久しぶりにこのあたりの海岸通りを通ったのだけど、マンションがやたらと目に付く。これって、いわゆるリゾート・マンションなのか? それにしてもたくさんあって、理由はよく分からないものの、なんだかしゃくにさわるのだが、それはさておき。 うかがったSさん宅は、外からみると昭和に建てられた古くて大きな木造住宅のように見えるのだが、これが築130年だとか。たしかに中へ入ると、部分的に手直しがされてはいるものの、天井や建具、玄関の上がり口などはおそらくそのままなのだろう、と思わせるような"枯れ具合"。よくぞ今まで残っていました! とでも言いたくなるようなお宅なのだった。(古いふすまには、これも水墨画のような古い絵が貼られていたり、何とも言えない年期のはいったイイ感じの柄の布が貼ってあったりしていた) しかも、手持ちの家具やちょっとした飾り物の配置などが絶妙で、Sさんご夫妻のセンスの良さがいたるところに感じられるのであった。 将来はこの広いスペースを活用してお店をやりたい、とSさんは話していたけど、きっと素敵な空間になることでしょう。(すでに今でもそうだし) 近所までいっしょに出かけて買ってきた釜揚げシラスのどんぶりなどをいただいたけど、このお宅の奥の座敷に座って食べていると、なんだか昔のモノクロ映画に出てくる役者のような気分になってくるのであった。
by t-mkM
| 2009-10-14 00:41
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