先のエントリで「古書信天翁(あほうどり)」に行ったことを書いたけど、そういえば先日、下北沢にリアル店舗をオープンした「古書 赤いドリル」さんにも行ってきたのだった。
すでに「古本屋ツアー・イン・ジャパン」にて詳しくレポートされている。その中でも触れられている「赤いラインと黒板で造られた、天球儀のような不思議な台」。そう、見た目は地球ゴマを連想させるような台で、店内ではけっこう目をひく。しかも、その台の由来を聞いてちょっとビックリ。「おぉ、そうでしたかぁ...」とでもいった感じ。ここでは、赤いドリルさんのライフワークと関連がある、とだけ言っておくけど、ぜひ店舗に行って直接うかがって、そして驚いてください。 店内の奥はバー・カウンターがしつらえてあって、酒が飲める。店にうかがったときは「いまはビールと酎ハイくらい」とのことだったけど、いまはどうなっているかな。焼酎もキンミヤで、しかもキンミヤの麦焼酎もあったりする。 次に訪問するとき、棚やバー・コーナーがどう変化しているのか、楽しみだ。 赤いドリルさんの棚を思い返しつつ、いま読んでいるのは、 『オリンピックの身代金』奥田英朗(角川書店)。 2008年終わりに出された本で、図書館で見つけて借りてみた。 冒頭から東京オリンピックを目前にした好景気と建設ラッシュに沸いている東京都心がリアルに活写されていて、「昭和」な雰囲気がページから濃厚に立ちのぼってくる。まだ1/5ほどしか読み進んでいないけど、これからの展開が十分に期待できそう。
by t-mkM
| 2010-06-29 00:41
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