もう、というか、まだ、というか。
東北関東大震災からこっち、いまだ余震がつづき、加えて夜中に静岡県東部でも震度6強なんていう地震があってキモを冷やしたりしたこともあり、時間の感覚がなんだか歪んでしまったような気がする。 (テレビがないので)新聞に連日掲載される、これでもかという大活字とぶち抜きの被災地写真を見ては言葉を失い、このところの福島原発関連での報道には仕事の関連もあって考えさせられることも多い。計画停電や”買い占め”自粛といった要請なども加わって、いろいろ思うことはあるものの、頭の中はいまだ整理がつかず…。 そんな中、一昨日16日(水)、一箱古本市の「助っ人さんへの説明会」とそれにつづく茶話会へ参加するため、谷根千方面へ。http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/20110313/p1 会場のブーサンゴに行ったのは久しぶりだったけど、何より職場とはまた違う”知った人”にまとまってお会いしたのは、「3.11」後ではじめて。なんだかようやくホッとできた時間がもてた気がした。人が集まるっていうのは、それだけでも意味のあることなのかもしれない。 また、ときたま余震がつづくなかで読んでいるのは、 『切りとれ、あの祈る手を』佐々木中(河出書房新社)。 タイトルのあとに”<本>を<革命>をめぐる五つの夜話”と書かれていて、読みはじめるまでは「なんなの?」と思ったが、読みすすめてみれば納得。 本を読むこと、文学こそが革命の本体だ、というアジテーションにも似た文章が、いまのような状況ではことさらに響いてくるような気がする。
by t-mkM
| 2011-03-18 01:11
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