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2011年の歌謡曲/Jポップ

すこし前の雑誌から。
今回は『ミュージック・マガジン』2012年1月号。
例年とおなじく、この1月号は「特集:ベスト・アルバム2011」。

各音楽ジャンルごとに選出されているので、取りあげられているアルバムは数十枚にのぼるものの、ほとんど聴いてないものばかり(笑)。わずかに「歌謡曲/Jポップ」というジャンルのなかで、
 ・由紀さおり&ピンク・マルティーニ『1969』
 ・面影ラッキーホール『typical affair』
という2枚を聴いたのみ、か。

ま、それはいいのだけど、この「歌謡曲/Jポップ」の選者の一人、保母大三郎という方のコメントが目にとまったのでメモ。

…、11年にピークを迎えたのが、優等生の皮をかむったバカ=自称ア〜ティストによる震災復興支援ソングに名を借りた「自分探して傷ナメっこしてキズナ深めてONEになって空つながりで明日へGO!のキセキに産んでくれてありがとウサギ」ってな、カルトみてぇなオナ2〜歌謡。それを後押しする提灯メディアも最悪。

ぱらぱら眺めていて、ほかに気になったアルバムは、
 ・梶芽衣子『あいつの好きそなブルース』
  (31年ぶりとなる、宇崎竜道・阿木燿子コンビによる作品集)
 ・v.a.『ミッドナイト・プラス・ワン』
  (新宿ゴールデン街の夜を描くコンピレーション)
 ・Fire! with Jim O'Rourke『Unreleased?』
 ・シェウン・クティ&エジプト80『怒りのアフリカより:Rise』
など。
by t-mkM | 2012-02-22 01:02 | Trackback | Comments(0)


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