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鎌倉・ヒグラシ文庫にて

日曜日は鎌倉へ。

横須賀線が遅れたので、東海道線からの乗り換えがうまくいかないかと焦ったけど、なんとか間に合って、約束の時刻にヒグラシ文庫へ到着。昨日は曇り空であいかわらずの寒さだったけど、それでも小町通りは人であふれている。毎度のことだけど、鎌倉のこの集客力にはおどろくばかり。

いつものように、開店前に精算と在庫確認など済ませる。本もすこし持ってきたので追加投入。前回(2月はじめ)からも、それなりに売れている。あの年末の落ち込みようは何だったのか? 不思議だ。
今回、K(かんから)がシンプルな金属製の本立てを見つけたので、それを使ってディスプレイもちょっと増やしてみた。

いったん店を出て、角打ちで時間をつぶしたあと、ふたたびヒグラシ文庫へ。
今晩は、先月末に「港の人」から出た中田敬二さんの詩集『転位論』の出版記念パーティ。「港の人」の里舘さん、中田さんをはじめ、この『転位論』で多数の絵を描かれた牧野さんや装幀を担当された横須賀さん、久しぶりにお会いしたエンテツさんほか、さまざまな人で店内ギュウ詰め。大いににぎわった。


中田さんはサハリン生まれで御年87歳。ご本人いわく「昨日のことも覚えてないていたらくで…」と謙遜されてたけど、『転位論』の斬新さともあいまって、中田さんの飄々としたしゃべりに魅せられた夜だった。
by t-mkM | 2012-02-28 00:28 | Trackback | Comments(0)


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