先日、ネットの記事を見ていたら、マイルス・デイビスがコロンビア以降に出したアルバムが20セット入ったCDボックス(輸入盤)が、格安で出ているのを知った。
さっそくアマゾンを見に行くと、たしかにあった。 セット内容を見ると、すでに持っているCDがあるものの、ダブるのは数枚くらい。 輸入盤というのがちょっと不安ではあったものの、カスタマー・レビューを読むとかなり好意的なレビューが並んでいることもあって、思い切ってポチった。 とはいえ、肝心のお値段は、送料ふくめて6000円でおつりが来るくらい。2枚組も含まれているので、CD1枚当たり300円にも届かない。 いやー、中古レコード屋にたびたび足を運んでCDを買っていた日々は、いったい何だったのか! 昔をふり返ると、いささか複雑な思いが無くはないけど、それでもまあ、この値段でマイルスのCD20タイトルが手に入るのだから、いい時代になったものである。 で、待つことほぼ1ヶ月くらい。 途中、アマゾンから「いついつまでに出品者から連絡が来ないと、注文は自動的にキャンセルになる」みたいなメールが来ていて、やはり輸入モノというのは難しいのかなぁ…、なんて思い始めていたところ、ようやく業者より、「発送したよ」というメールが届いた。 今回、注文したところはMEGALOSという業者。 発送元の住所は奈良になっていて、ゆうメールで届いた。さっそく開けてみると、ご丁寧な挨拶状が入っているなど、きちんとした業者だという印象を受けた。 カスタマー・レビューでもあったけど、紙ジャケットとはいえ、国内盤のようなしっかりしたものではなく、どうしてもペラペラ感は否めない。中のポリ袋も無く、紙ジャケにCDが直接入っている。でも、ジャケットの背にはちゃんとアルバムタイトルが書かれ、紙ジャケもそこそこキチンと作られているし、解説書も(英語とフランス語だけだが)ちゃんとしている。肝心の音も、リマスターしているようだし、オリジナルの曲順にボーナストラックも付いているバージョンである。それと、国内盤なら日本語のライナーノートが当然付くわけだけど、いまどきマイルスの解説書なんてあまた出てるし、いまさらライナーを有り難がることもないだろう。 そんなふうに割り切れば、お買い得のボックスセットだ。 これでしばらくは楽しめそう。
by t-mkM
| 2016-11-17 01:12
|
Trackback
|
Comments(0)
|
カテゴリ
以前の記事
2024年 12月 2024年 02月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 2023年 05月 2023年 04月 more... フォロー中のブログ
off note-blog- URGT-B(ウラゲツブログ) weekend books 昨日の続き モンガの西荻日記 往来座地下 新・クラシック音楽と本さ... ブックラバー宣言 ジャズ侍の無節操三昧 ブック・ダイバー(探求者... 鬼子母神通り みちくさ市 密林生活 jun... 古本万歩計 古書信天翁の日誌 一箱本送り隊 daily-sumus2 その他のリンク
古本T ←現在、閉鎖中
不忍ブックストリート しのばずくん便り okatakeの日記 内田樹の研究室 本日の写真(と最近読んだ本) 四谷書房日録 サイエンスライター 森山和道 橙日誌(甘夏書店) 木槿堂書店 麗文堂書店 やまねこ書店ーやまねこの日記 宇ち中 Kai-Wai 散策 古書ほうろうの日々録 文壇高円寺 ザ大衆食つまみぐい 吹ク風ト、流ルル水ト。 谷根千ウロウロ 「へのさん」の本でいっぷく ねこまくら通信 石英書房 放浪書房 市川糂汰堂 相互に旅をする人(羽鳥書店ブログ) わめぞblog 駄々猫舎☆活動記録 赤いドリルの夢は夜ひらく わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる 古本屋ツアー・イン・ジャパン 古書 西荻モンガ堂 東京古本市予定表 月刊『記録』 映画保存協会 渚だよりリコシェ波乗り営業日誌 出版・読書メモランダム 余白やの余談 水族館劇場 ニュース 雲のうえのしたで 火星の庭 港の人日記 かまくらブックフェスタ ブログ はやま一箱古本市 ricochet-odaihon ブックカーニバル in カマクラ 最新のコメント
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||