タイトルと表紙にひかれて読んでみた。
『誰もわたしを倒せない』伯方雪日(創元推理文庫)。 プロレスの世界を舞台としたミステリ。 警察の描き方がちょっとご都合的な気もするけど、話が進んでいき、謎が錯綜してくるところで、「こう来るかぁ!」的な転換はなかなか鮮やかでスマート。 以前ほどミステリを読まなくなったけど、やはり創元推理文庫のチェックは続けねば、と改めて思わされた一冊。 プロレスと言えば、小学生のころ、父親が見ていたこともあって毎週金曜の夜8時は「新日本プロレス」だった。「新日本」とは、あのアントニオ猪木率いる団体。この小説にもアントニオ猪木を彷彿させる人物が出てくるけど、この本を読むと当時からもやもやとしていた「プロレス」に対する見方が、整理されてスッキリしたような気もする。 もちろん、プロレスや格闘技に詳しくなくても充分楽しめるし、知識があればさらに面白く読める。 でも思えば、「新日本プロレス」の番組で、「さあ今日も、この後楽園ホールで、この「燃える闘魂」は、どんなドラマを我々に見せるのか...」とやっていたアナウンサーが、いまや報道番組のメインキャスターだもんなぁ。
by t-mkM
| 2006-11-11 23:58
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from 141chanの気まぐれ日記
at 2007-03-11 19:15
タイトル : 毒霧の成分って謎じゃない?
本日はプロレスの謎を考えてみようと思います。 お題は【毒霧】です。 プロレス好きな人なら誰もが一度は考えたことがあると思います。 ・毒霧って何で作ってんの? ・きっと目が痛くなるような沁みちゃうもん入ってんじゃん? って感じだと思われます。 ... more
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