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PR冊子から

昨日のエントリで、”携帯小説の挑戦”ということが座談会で語られていたと書きました。携帯小説といえば、すでに小学館のPR誌 『きらら』が「携帯メール小説大賞」というのを以前から続けています。

先日、本屋でいただいてきた最新号(3月号)を見ると、毎月実施されていて、今月でもう33回目。3年近くやっていることになりますね。(そんなになるとは知りませんでした)選考委員には作家の佐藤正午さんと盛田隆二さんが入っていて、毎月お二人が選出する月間賞が発表されています。
応募するのは若い人ばかりなのかと思えば、そうでもなくて、佳作10作品というのを見ると、30代や40代の人もちらほら。

また、この『きらら』には書店員さんたちによるページもあって、3月号には「書店員さんたちが「芥川・直木」を斬る」といった企画もあります。

この企画によれば、今回の芥川賞を受賞した青山七恵さんの「ひとり日和」の評判はイマイチ。また該当作無しだった直木賞に対しては、「北村薫と白石一文のダブル受賞かと思ってた」なんていう発言もあったり。
書籍流通の第一線にいる書店員さんと選考委員との間にある「小説観の違い」のようなものが垣間見えて、なかなか興味深いです。

それと、もうひとつ本屋で手に入れた、読売新聞社が出している「本のとびら」05号。こちらはフリーペーパー。(サイトのトップを見ると、まだ04号ですが...)
表紙には「ミステリーブックフェア2007 特集号」と銘打たれていて、大沢在昌と眞鍋かおりとの対談や各出版社の担当者ががオススメするミステリー本などが掲載されており、うすーい冊子ですがわりと読みでがあります。

大沢氏は現在、日本推理作家協会の理事長。
なんでも、今年は協会の前身である日本探偵作家クラブの設立から数えて60周年なんだとか。それを記念する感謝イベントの準備も進行中だそうです。
実行委員長は、逢坂剛。
どういう企画になることやら、楽しみです。
by t-mkM | 2007-02-22 22:25 | Trackback(1) | Comments(0)
Tracked from 明日への道しるべ@ジネッ.. at 2007-02-25 16:20
タイトル : ♯携帯小説の女王⇒「内藤みか」朝日新聞”ひと”に登場!
 1.始めに 先日、『携帯小説⇒普通の若者が書き綴るブログが続々ベストセラー小説へ』と題してWebsiteに記述した。その後も気になっていたが、今朝の朝日新聞に『携帯小説の女王』と異名をとっているらしい「内藤みか(36)」さんが紹介されていた。 2.携帯小説...... more


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