昨日にひきつづき、『滝山コミューン一九七四』のことを。
他にも書評のたぐいがどこかにないかとググってみたら、いくつか見つかりましたので、順不同で並べてみます。
まず、「MANMO.TV」というサイトにある高橋源一郎のコラム。
「#138 か つ て 子 ど も た ち の 共 和 国 が あ っ た」
彼はこの本の帯に推薦文を寄せてますので、まあ当然か。
ただし、この本の内容を的確に紹介しているかというと、ちょっと疑問。
それから、こんなブログも。
「原武史、『滝山コミューン 1974』」(オシテオサレテ)
現役の大学院生が書いているようで、現時点までのネット上の書評などもわりと網羅している点もふくめて、ここが一番まとまっているかな。
それから、原氏の本を「まるで侵略モノSF」という斬新な視点で評している
送信完了---[本]原武史『滝山コミューン一九七四』は侵略モノSFの傑作だった。
上のオシテオサレテさんも「的確」と評していましたけど、たしかにそういう読み方もアリかも、と思わせる内容です。
いずれにしても、原氏の本は記述の仕方などをふくめて、かなり多様な議論に広がりそうな内容を持っているので、もう少しフォローしながら、引き続き考えていこうと思います。
最後に、ちょっと驚いた記事。
朝刊連載漫画「ちびまる子ちゃん」 7月1日始まるよ(中日新聞)
これで中日新聞の部数は、いかに?!