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女性誌と文化人の読書推進活動

半年ほど前のエントリで、高所得者層をねらった女性誌の創刊が相次いだ、ということを書きましたが、その中でも取り上げていた『日経EW』が休刊していた、という記事がありました。

「できる女」は読まない? 「日経EW」休刊
2007年10月16日(asahi.com)

「期待したほどマーケットが成熟していなかった」というのが理由のひとつらしいですが、記事が最後に注目していたのは、「いつも迷っている『日経ウーマン』読者のメンタリティーと違う。自分で解決する人たちなんですね」という出版者側の分析。
この分析が、上にある記事の見出しにつながるのですが、はてさて。同時期に創刊した他の女性誌の動向が分かると、ちょっとオモシロイかもしれません。

もひとつ、ニュースから。
「活字離れに歯止めを」 言論人らが読書活動を推進
2007.10.18 08:48(MSN産経ニュース)

「新聞や本を読まない若年層が増えている」ということで、「新聞の閲覧活動を推進したり、古典や近代文学の名作を紹介する「子ども読書マガジン」を発行したり」するとのことなんですが、少なくとも新聞に関しては、読まれなくなっている構造的な要因があるのでは...。新聞社自体がネット媒体でニュースをオンラインでも配信してますし。
このへん、24日に設立されるという「文字・活字文化推進機構」に参加される方々はどう捉えているのか、気になります。
by t-mkM | 2007-10-18 23:46 | Trackback | Comments(0)


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