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日曜の朝は落語

KがNHKの朝ドラ「ちりとてちん」にハマっていることもあって、先月、初めて上野鈴本の早朝寄席に行った。
この早朝寄席、毎週日曜の朝10時から11時半まで、二つ目の落語家さんが4人出演してそれぞれ噺をするのだが。木戸銭は500円。まあ、勉強会でもあるので、若干言いよどんだりする場面もあったりするけど、どうしてどうして、皆さん、けっこう聞かせるのである。

それで昨日の日曜日、2回目の早朝寄席に行ってみた。
前回聞いたときに「上手いな」と思わせた噺家さんに、柳家さん若(じゃく)さんという方がいて、今回も一番手で出ていた。やっぱり上手い。
プロフィールを見ると、すでに同年代といった年齢なんだけど、入門したのは2003年と最近。入門年次が若いせいなのか、今回も入口でお客の見送り役(?)をやっていた。

そんなこともあって、柳家さん若さん、今後の動向がちょっと気になる落語家だ。

さて、最近読んだ本から。

『自民党はなぜ潰れないのか』(幻冬舎新書)
村上正邦・平野貞夫・筆坂秀世の3氏による鼎談の2冊目。
小池百合子が渡り歩いた政党はみな消えている、とか、塩じいに対するワイドショーとは異なるきびしい評価、といった政界裏話的な部分も面白いけど、マスコミなどで流されている政治への見方とはまた違った角度からの解釈が、この本のポイントかな。一度、民主党に政権を任せてみるのも、結果がどうであれ、いいのかもしれない。その時になって、一般市民にも見えてくるものがいろいろとあるかもしれないし。
ただ、細川政権の誕生秘話とか、その後の自社さ連立政権へと流れていく裏話が続く後半はイマイチ。この本は200ページまで、ですかね。

『東京の空の下、今日も町歩き』川本三郎(ちくま文庫)
すでに何冊もの「東京本」や「町歩き本」をものにしている著者による、東京の町歩き本。2006年刊。
泊まりがけで歩いているためか、ひとつの章がけっこうな分量で、訪れるエリアも散歩としてはそれなりに広くて読み応えがある。(とはいえ一泊のようだけど)
日が沈むころになると、必ず飲み屋に入っている場面(ときによってはハシゴ)があるのは、居酒屋好きとしては参考になる。
by t-mkM | 2008-03-17 22:56 | Trackback(1) | Comments(0)
Tracked from 話題のキーワードでブログ.. at 2008-03-31 17:20
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