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初めて五反田遊古会へ

先週末、土曜日は南部古書会館で開催されていた五反田遊古会へ。
以前から、『本の雑誌』での坪内さんの連載などを見ていると、「南部古書会館」の古本市でいい出物があった、とかなんとかしばしば書かれているので、気になっていた。それで土曜日、初めて南部古書会館に行ってみた、というわけ。

五反田遊古会の会場は大きく1階と2階に分かれていて、1階はそれこそ100円から出ていて、古い(ボロい)雑誌などもある。2階には「200円均一コーナー」といった棚もあるけど、当然ながらちゃんと値のついた本やDVDがほとんど。(あたりまえだ)でも、本やDVD、ビデオ以外の小物も出てたりするから、古書市とはいえ、なんだかお茶目な感じ。

神保町の古書会館で行われる古書市と比べると、とっつきやすくて買いやすい本が多く、買いたいと思う本がいろいろとある、という印象を受ける。とくに1階、雑然としながらも、なんだか掘り出し物がありそうな雰囲気が感じられて、たしかに面白い。
欲しい本はいろいろとあったのだけど、結局、4冊ほど購入。
最初の版ではないけど、『ジャズ宣言』平岡正明(アディン書房)をそこそこの値段で買えた。

せっかく五反田まできたので、南部古書会館とはJR五反田駅をはさんで反対側にある、「ブ」にも足をのばす。たしか、以前来たときには「五反田店」だったと思うのだが、「西五反田店」になっている。近くに店舗を出す予定なんだろうか。
それと、105円の棚が、単行本については200円に値上がりしていて、ちょっとショック。「17時からタイムサービス10%オフ」という張り紙があったものの、後の予定もあったので、その時間まで待てず、105円から3冊と単行本を1冊を購入。収穫としては、
『それってどうなの主義』斎藤美奈子(白水社)
『新編 酒に呑まれた頭』吉田健一(ちくま文庫)
あたりか。

山手線の駅だし、もちろん土曜日にも関わらず人通りも多いけれど、五反田駅の周辺って、おじさん相手のピンクな店がけっこう集まっていたりして、ちょっと意外な感じ。その割には、駅近くに一人でも入れる適当な飲み屋が少ない。平日だと、また違うのかもしれないが。
また古書会館に来るときには、駅から離れたところもあちこち歩いてみたい。
by t-mkM | 2008-03-24 23:43 | Trackback | Comments(0)


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