2018年 08月 09日 ( 1 )

最近観たDVD・異色の2作

このところ本の話しが多いけど、今回は映画。
最近借りてきたDVDのうち、毛色の変わった映画を2本について、メモ的感想を書いておく。
まず1本目。

『ゲット・アウト』監督:ジョーダン・ピール(2017)

昨年、話題になったらしいのだが、「そうだっけ?」というくらいの印象。でも、地元アメリカではけっこうヒットしたとか。
以下、YAHOO! JAPAN 映画の載っている「あらすじ」。

ニューヨークで写真家として活動している黒人のクリス(ダニエル・カルーヤ)は、週末に恋人の白人女性ローズ(アリソン・ウィリアムズ)の実家に招かれる。歓待を受けるが、黒人の使用人がいることに違和感を覚え、さらに庭を走り去る管理人や窓に映った自分を凝視する家政婦に驚かされる。翌日、パーティーに出席した彼は白人ばかりの中で一人の黒人を見つける。古風な格好をした彼を撮影すると、相手は鼻血を出しながら、すさまじい勢いでクリスに詰め寄り……。

上映時間100分ちょっと。
前半、ややまったりとした話しが続くけど、後半のあれよという怒濤の展開にはいろんな意味でビックリである。同じYAHOO! JAPAN 映画の中にある「映画レポート」で、この映画を評して"人種差別スリラー"とあったけど、まあ一言で言えばそうなるか。

…しかし、ワタクシとしてはイマイチ乗れなかったなぁ。
(若干ネタバレになるけど)主人公のクリスが、過去にトラウマを抱えているとは言え、恋人の実家で母親の催眠術にいとも簡単にかかってしまうところから、なんだか憮然としてしまった。いくら母親が精神科医という設定だとしても、これが一度ならず…、というのも興ざめだったところ。
ネット上では「2度観るとさらに面白い」ともあったけど、2回目を観る気力が…、という感じかな。

エンディングには別バージョンがあったようだけど、まあ、あのラストになるだろうね。ただ、主人公は結局のところ、警察で取り調べを受けるだろうし、無罪とはならないでしょう。

それで、2本目。
『マザー!』監督:ダーレン・アロノフスキー(2017)

こちらは日本での上映が禁止となった映画。
おかげで、ネット上には正規?の情報が少ないようで、YAHOO! JAPAN 映画には「あらすじ」がない。以下は映画.comからの解説。

「ブラック・スワン」の鬼才ダーレン・アロノフスキー監督が、「世界にひとつのプレイブック」でアカデミー主演女優賞を受賞した若手実力派のジェニファー・ローレンスを主演に迎えて描くサイコミステリー。郊外の一軒家に暮らす一組の夫婦のもとに、ある夜、不審な訪問者が現れたことから、夫婦の穏やかな生活は一変。翌日以降も次々と謎の訪問者が現れるが、夫は招かれざる客たちを拒む素振りも見せず、受け入れていく。そんな夫の行動に妻は不安と恐怖を募らせていき、やがてエスカレートしていく訪問者たちの行動によって事件が相次ぐ。そんな中でも妊娠し、やがて出産して母親になった妻だったが、そんな彼女を想像もしない出来事が待ち受ける。

観ていると、主人公夫婦の振るまいに「えっ、どうして?」「なんで?!」と感じる場面が立てつづけに起こり、とってもイライラする。と思っていると、途中から、それこそ大型台風を上回るかのようなとんでもない事態が主人公夫婦を襲うのだが、このあたりから、まったく予想もしなかったラストへ。

ベースになっているのはキリスト教の聖書だとか。そう言われれば、そうかとは思うものの、こちとら、そういう信心はまったくないし、知識不足でもあり、観ているといらだち感のほうが募る。(ネット上ではこの映画の「解説」があれこれあるので、詳しい解説はそちらを)

しかし、上映禁止になるだけあって?、ぶっ飛んでるぐあいはハンパない。世界というか人類の"どうしようもなさ"とでもいうものをを突きつけられる感じ。イヤハヤ…。
上映禁止とはいえ、思っていたほどのグロさはあまりない(と感じたが、人によるかもしれない)。ただ、宗教的な視点からはバッシングを受けるのも仕方が無いのかも。

こちら、機会があれば、予習の上でもう一回観てみたいかな。


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by t-mkM | 2018-08-09 01:04 | Trackback | Comments(0)