アイルランド

梅雨が明けたと思ったら、もう8月。
そろそろ夏休みのシーズン。

先日、こんな本が売れた。
『図説アイルランド』 河出書房新社(ふくろうの本)
『アイルランドへ行きたい』 新潮社(とんぼの本)

古本Tのサイトでは「旅」というジャンルを設けている。上の2冊は、そこに置かれていた本。
http://t-furuhon.com/page_tabi/page_tabi_3.html

ただ、「旅」とはいっても、サイトオープンのときに掲載した(できた)本は、沖縄、アイルランド、パリに関する本だけ。いまでこそ、それら以外の地域の本もちらほらあるけれど、サイトを立ち上げるにあたってウチの本棚を漁った結果、この三つの地域にやたらと集中していた、というわけ。

とりわけアイルランドは、ワタクシの本が多い。
それにしても、どうしてアイルランドに興味を持ったのか?

たぶん、上野にある個性的なパブ、ウォーリアーズ・ケルトや、銀座にあるPOP INNに行くようになって、ギネスなどのビールを飲むようになってからだ。
結局、酒や食べ物がきっかけであることは間違いない。

そういえば最近、生ギネスを飲んでない。
こんなことを書いていると、飲みたくなるなぁ。
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# by t-mkM | 2006-08-01 00:08 | Trackback(1) | Comments(0)

デヴィッド・フィンチャー監督

『愛と暴力の現代思想』矢部史郎+山の手緑(青土社)を読んでいて、
デヴィッド・フィンチャーという映画監督のことを知り、一連の作品が見たくなった。
彼が撮っているのはこんな作品。
「セブン」「ファイト・クラブ」「パニック・ルーム」。

どれも見ていないのだけど、題名だけは聞いたことがあるものばかり。

この本では、いまの社会でフツーの生活を送っていて見聞きする「現実」に対して、ラディカルで闘争的?な視線を向けているのだが(著者たちは、そうは思っていないかもしれないが)、随所でこの監督の撮った映画が、そうした議論のとっかかりとして取り上げられている。

この本を読んでいると、これらの映画がどう見えるのだろうか。
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# by t-mkM | 2006-07-28 00:56 | Trackback | Comments(0)

新着本をアップ(計10冊に)

7月21日にアップした新着本に、新たに3冊を加えました。
あらためて今回アップした計10冊をリストにすると、以下のよう。

『エロティシズム』 澁澤龍彦 編(青土社)
『一茎有情』 宇佐見英治・志村ふくみ(用美社)
『庶民列伝』 深沢七郎(新潮社)
『発売禁止の本』 城市郎(桃源社)
『江戸服飾史』 金沢康隆(青蛙房)
『三田村鳶魚 江戸武家事典』 稲垣史生 編(青蛙房)
『環境的公正を求めて』 戸田清(新曜社)
『世界犯罪者列伝』 アラン・モネスティエ(JICC出版局)
『プレイボーイ傑作短篇集』 吉行淳之介 編(集英社)
『飛鳥 河内と大和』 門脇禎二(淡交社)

新着本の掲載されているページはこちら。
http://t-furuhon.com/page_new/page_new_1.html

ちなみに、青蛙房(せいあぼう、と読むそうです)の本の奥付には、それぞれの本ごとに異なるカエルのイラストがあって、通し番号?も記してあります。
青蛙房という版元は以前から知ってはいましたが、たまたま同時に仕入れる機会があったので、この凝った奥付のことを知ることができた、というわけ。

古本の世界は、まだまだ奥が深そうです。
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# by t-mkM | 2006-07-26 00:44 | Trackback | Comments(0)

最近読んだ本

ソフトバンクが新書に参入してから、しばらくたつけど、初めてその「ソフトバンク新書」を読んだ。
『インターネットの法と慣習 かなり奇妙な法学入門』白田秀彰

雑誌『Hot wired Japan』で人気のあった連載を加筆・再構成したものとか。

本を開くとまず目に飛び込んでくるのが、著者の写真。これが笑える。また、研究者らしからぬ文体とかなり率直な物言いで、読みやすい。
とはいえ中身は、情報法を専門とする著者が、ネット社会とリアルの世界とを対比させながら、ネット社会のこれからを主に法的・政治的な観点から展望していく、というもの。加えて、イングランド法やローマ法といった、法学のそもそもの地点までさかのぼった説明もあって、新書とはいえなかなかの野心作。

このところ、web2.0といったコトバが飛び交っていて、(じつはよく分かっていないのだが)なんとなくネットワークを取り巻く環境が、「次なるステージ」に行こうとしているように感じられる。
でも、ネット社会といっても、リアルの世界から独立して存在するわけにもいかない。けれど、リアルの世界と比べて独自の発展をしてきたのも事実。そうしたお互いに異なる慣習をもつ社会が出会って生じる摩擦が、ネットをめぐるさまざまな事件ではないかとの指摘は、なかなか新鮮な視点だった。

ネット社会の今後はもちろん、リアルをもつねに視野に入れながら、これからの社会をいかに暮らしやすくしていくのかを考えるうえで、とても参考になる本だと思う。
おすすめ。
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# by t-mkM | 2006-07-25 00:07 | Trackback | Comments(0)

浅草、インサイド・マン

昨日はKとは別行動で、昼ころに出かける。
まずは最近知った、カットが1000円の店(とはいえ前からカット1000円の店でやってもらっていたが)で散髪。ほとんどバリカンなので、15分くらいで終わり。

店を出たら、たまたま台東区の「東西めぐりん」という100円の巡回バスに出くわしたので、乗ってみることに。大通りをさけつつ、うねうねと曲がりながら運行するさまは、まさしく「めぐりん」だ。
浅草駅の手前、浅草六区の付近で降りる。
最近の浅草はあちこちで古いところの改修が進み、キレイになった。それに加えてつくばエキスプレスの開通もあって、訪れる人が増えているようだ。昨日もけっこう賑わっていたし。
地球堂書店などを見つつ、浅草寺も含めてひとまわり。帰りにペリカンでロールパンを買う。
稲荷町のブックオフをのぞいてから、地下鉄で銀座へ。

定期的に見ているブログで評判が良さそうなので、日比谷みゆき座で「インサイド・マン」を見ることに。
チケットは前売りで1300円。ここでもやっぱり座席はすべて指定。
劇場サイズはそんなに広くなかったけど、けっこうな人の入り。

この映画、一言で言うと、マンハッタンの銀行強盗事件をめぐって、犯人側と警察側との息詰まる攻防を描いたもの。監督はスパイク・リー。出演はデンゼル・ワシントン、ジョディー・フォスターといった超メジャー級から、最近は映画に馴染みのないワタクシでも見たことのある役者がけっこう出ている。

で、どうだったのか?

これが噂にたがわず、かなり面白かった。

派手なアクションは無いものの、冒頭に流れるインド風のノリのよい曲(チャイヤ・チャイヤ)に耳と目を惹きつけられたあとは、最後まで画面から目が離せない。
(音楽はテレンス・ブランチャードという、ジャズのトランペット奏者。この冒頭の曲はイイです)

感想はいろいろとあるのだが、何を書いてもネタバレになりそうなくらい、後からふり返ると意味のある場面が多い(ような気がする)。
でも、ネット上では評価は分かれている様子。
肯定的な評価としては、こんなところが。
超映画批評
感想を書き込めるサイトでは、たとえばここか。
allcinema online

細かいことをいえば、いろいろと突っ込みどころや不満はあるのだろうけど、たぶん監督のスパイク・リーを含む制作者側は、そんなことは百も承知の上ではないか。
それよりも、現代におけるこの混沌とした状況を、マンハッタンという大都会を舞台に、ユーモアと皮肉を効かせて「こき下ろして」みたかったのではないか、という気がした。
警察と犯罪者、敵と味方、加害者と被害者、追う者と追われる者、善と悪、過去と現在(と将来)、などなど。こうした二項対立的なリアリティに強烈な「?」を突きつけた感じか、な。

もう一度見てみたくなる、あとに残る映画。
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# by t-mkM | 2006-07-23 00:33 | Trackback(1) | Comments(0)

新着本をアップ

「古本T」のサイトに、新着本をアップしました。
今回は以下の7冊。

『エロティシズム』 澁澤龍彦 編(青土社)
『一茎有情』 宇佐見英治・志村ふくみ(用美社)
『庶民列伝』 深沢七郎(新潮社)
『発売禁止の本』 城市郎(桃源社)
『環境的公正を求めて』 戸田清(新曜社)
『世界犯罪者列伝』 アラン・モネスティエ(JICC出版局)
『プレイボーイ傑作短篇集』 吉行淳之介 編(集英社)

新着本の掲載されているページはこちらです。
http://t-furuhon.com/page_new/page_new_1.html
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# by t-mkM | 2006-07-21 21:54 | Trackback | Comments(0)

メディア社会、メール便の新料金体系



岩波新書の6月の新刊から、
『メディア社会』佐藤卓己を読んだ。
地方新聞での一年にわたる連載をもとに、今日のメディア状況に関わる50のテーマを数ページずつにまとめた本。50のテーマがコンパクトに、しかもテンポ良くまとめられていて読みやすく、それでいて「メディア・リテラシー」的な見方も多角的に提示されている。

輿論(よろん)と世論(せろん)のちがい、メディアのシニカルなフレーミング(枠付け)が政治や選挙報道に及ぼす悪影響、そして昨今の中国や韓国の報道については対立点を煽るだけでなく合意点を適切に紹介して友好的対話へと導く熟慮のジャーナリズムの必要性を説くなど、印象に残る指摘も多い。
この本を読んで、昨年の総選挙の結果や、これから行われる自民党の総裁選をメディアがどう報道するのか、思いを巡らしてみるのも一興かも。

「本の人生 本との人生 末端古本屋雑記帳」さんのエントリで知ったのだけど、ヤマト運輸のクロネコメール便が、この10月から料金体系の変更を予定している。
このプレスリリース?を見ると、これまで重量によって5段階に分かれていた料金を、大きさと厚さによって4段階の料金体系に変更するようだ。
たとえばA4、厚さ2cmまでだと一律160円に。
現行では300gまでが160円、600gまでは210円で、ちょっと厚い本やハードカバーの本だと210円になっていたことを考えると、かなりの値下げになるように思う。
ただ、配達日数はこれまで翌日配達だったけど、新体系では400kmまでは3日となっているのが気になる。3日というのはちょっと遅い。

この改訂を受けて、郵政公社がどう動くのかは気になるところ。
また、アマゾンのマーケットプレイスにおける送料(現在、購入者の負担は一律340円)が変更される可能性もあり、か。
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# by t-mkM | 2006-07-18 23:48 | Trackback | Comments(0)

ネット古本屋のみなさんと

昨日もやたらと蒸し暑かった。
ひさしぶりにオンライン古本屋の方々といっしょに飲むことになり、仕事を終えて五反田へ。
参加したのはうさぎ書林さんしましまブックスさん町屋堂さん、それに古本TのKとワタクシの5名。

うさぎ書林さんが古書組合に加入されたのは聞いていたけど、しましまブックスさんも組合に入られたとのことで、古書組合に関連した興味深い話しを聞く。町屋堂さんも送料の見直しをされていたり。
ネットでの仕入れやセドリなど、それぞれ試行錯誤しながら努力を重ねているようで、いろいろと話しをうかがうだけでも刺激になる。
古本Tもがんばらないと。

今日から3連休。で、朝からKと出かける。
このところマンションを探しているのだけど、なかなかこちらの希望に添う物件が見あたらない。「それじゃいっそ、もっと西へ」ということで、連休を利用して国分寺まで来て探してみることになった、というわけ。
午後いっぱい、不動産屋さんに国分寺駅周辺を案内されながら、数件のマンションを内見した。が、なかなかこれといったところはない。
難しいものである。

ただ内見といっても、居住中の物件が半分以上あった。
部屋探しでもないと、人様のお宅に上がりこんで部屋の隅々までチェックするなんてことはできない。でもそれゆえ、部屋のチェックもさることながら、その住人の方の暮らしぶりに思わず目がいってしまう。
きれいに整理整頓している方、「もう少しなんとかしろよ」というくらい部屋が乱雑な方、マンションなのに大型犬を飼っている方、などなど。ホントに様々、「人生いろいろ」だ。

不動産屋を出たら、すでに夜。
疲れたのと、ノドが乾いていたのとで、国分寺駅北口で見つけた焼鳥屋へ。生ビールがウマイ。
とりあえず疲れも癒えたので、支払いをして焼鳥屋を出たら、Kが路地の奥に「古本買取」の看板を見つけた。「ら・ぶかにすと」という店で、国分寺に2軒あるそうだ。楽天などネットでも販売されているとのこと。整理途中の本が多かったようだけど、なかなかオモシロそうな本が目につくので、厚かましくも何冊か値段をうかがう。
結局、4冊購入。その後、お店の方のご親切で、もう一軒の店にも案内してもらった。

マンション探しは不発でも、古本の収穫でカバーできた、かな。
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# by t-mkM | 2006-07-15 23:29 | Trackback | Comments(0)