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千駄木・よみせ通りイベントでの古本市に参加します

来る11月21日(日)、千駄木のよみせ通り商店街でのイベント「わくわく大感謝祭」で、
不忍ブックストリート主催による古本市が開催されます。
ことし5月につづいての開催。古本Tも参加します。

 日時:2010年11月21日(日)10:00〜17:00頃
 場所:「コシヅカハム」隣の立体駐車場
  ※よみせ通りには、千代田線・千駄木駅、JR・日暮里駅、
   千代田線&JR・西日暮里駅などが便利です。
  よみせ通り商店会のサイト→ http://yomisedo-ri.com/
  出店者など詳しくは→ http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/20101104

よみせ通り商店街のイベントとともに、この古本市にもぜひ足をお運び下さい。
# by t-mkM | 2010-11-10 00:41 | Trackback | Comments(0)

「さびしい時は風呂に入ろう」 鈴木常吉『望郷』発売記念ライブ@ヒグラシ文庫

先週は出張で京都へ行ったり、週末は逗子でライブだったりと、慌ただしくあっという間に過ぎた感じ。
いろいろとあったのだけど、6日(土)にあった逗子での鈴木常吉さんのライブについて。

”鈴木常吉”というと、以前放映されたテレビの深夜番組「深夜食堂」でのオープニングに、『思ひで』がテーマ曲として使われたので、聴いた人は多いかも。(じつは番組を見てないんだけど)
思えば、昨年夏に入谷の「なっているハウス」でのソロライブに行き、新宿はゴールデン街でのライブ(このときはトリオ)につづき、常吉さんのライブは今回が3度目か。

今回のライブは、新しいCD『望郷』の発売にあわせて逗子、千駄木、小倉での発売記念ライブの一発目。これらライブの詳細は以下を。
 「吹ク風ト、流ルル水ト。」
 http://ho-bo.jugem.jp/?eid=1617

今回の会場は古い民家。
縁あって、K(かんから)はお手伝い。ワタクシも受付をやった。

ライブハウスなどちゃんとした会場で聴く常吉さんの歌も、もちろんいいのだけど、民家の板の間で歌う常吉さんを、つづきの畳の部屋で聴いているというシチュエーションは、歌にふさわしい気がするし、なんだかとても贅沢な時間に感じられた。歌の合間でのしゃべりもけっこう興味深いことを話していたし(はっぴいえんどのこととか)、この日の常吉さん、ノッていたんではなかろうか。
アンコールは2回、そして終了後の打ち上げでも2曲くらい歌ってもらった。

主催者であるNさんが「夢のような一夜だ」と、しみじみと繰り返し言ってたけど、いいライブでいい夜だった。

なお、今回のCD発売記念ライブは、来週16日(火)、古書ほうろうでも行われる。
詳細は→ http://www.yanesen.net/horo/info/detail.php?id=54

ワタクシ、もちろん行きます。
# by t-mkM | 2010-11-08 23:26 | Trackback | Comments(0)

「第2回 ふるほん日和」終了!

昨日は台風のために終日、風と雨の降り続いた一日。そんな中、「第2回 ふるほん日和」は屋内での開催となりましたが、無事に終了しました。

足下の悪い中、会場となった寺島集会所および鈴木荘にご来場いただいた皆さま、そしてお買い上げいただいた方々に心より感謝いたします。
また、実行委員の放浪書房さん、甘夏書店さん、長縄さんをはじめ、ご尽力くださったスタッフの皆様にも御礼を申し上げます。

どうもありがとうございました。

なお、当日の模様などは「ふるほん日和」のブログに掲載されるかもしれない(と思います)ので、そちらを。
 → http://furuhonbiyori.seesaa.net/

古本Tは寺島集会所に出店。
さすがに、屋外とは違って会場を訪れる人は少なめではありましたけど、それでも近隣の方やこのイベント目指して来られた方々など、それなりにお客さんが来場していたようでした。また昼ごろにはTBSラジオの番組に生で紹介されたりして、お客さんは少なめだったものの、店主の方々とその周辺?では和気藹々と、なかなかいい雰囲気だったですね。

雨(台風)で、しかも屋内開催ということもあり、売り上げとしてはこれまで参加した古本イベントよりも少なめでしたげど、店主どうしでの売り買いもあったりして、この悪条件の中、古本Tとしてはそこそこの成績だったように思います。

それで今日。
スッキリしない天候のなか、午後から神保町の「神田古本まつり」へ。

たしかにすごい人出だったけど、降り出してきそうな天候のせいか、例年に比べるとちょっと少なめか。
2,3冊購入したものの、なんだかこの人混みに揉まれながら本を見る気力が続かずに、休憩しようかと思っていたら、やまがら文庫さんにバッタリ。昨日の今日だというのに?、いやさすがというか何というか。

振られ続けていた「神田達磨」でタイ焼きを食べて帰った。
# by t-mkM | 2010-10-31 23:50 | Trackback | Comments(0)

DVDで『第9地区』を見た

寒くなってきたなぁ、と思っていたら、いきなり冬に。
しかも雨だし。

そんな中、仕事の関連で夕方から外での会議へ。
途中で夕食の弁当が出たとはいえ、ぶっつづけで4時間半。弁当タイムでも食べながら議論していた。以前はちゃんと休憩して弁当を食べていたし、弁当もそれなりに立派だったように記憶するのだが、このご時世ゆえか、この会合が”仕分け”られたのか、議題はずいぶんと詰め込まれ、弁当のランクも(かなり)落ちたような気がする。
いやはや...。

帰宅して、K(かんから)が借りてきたDVD『第9地区』を見た。

オフィシャルサイト→ http://d-9.gaga.ne.jp/#
以下はアマゾンの内容紹介からの引用

あるものはエイリアンによる侵略を恐れ、あるものは技術の革新的な発展がもたらされると期待したが、宇宙船はヨハネスブルグ上空に浮かんだまま、動こうとしない。
しびれを切らした南アフリカ政府は偵察隊を派遣。船内で彼らを待ち受けていたのは、弱り果てたエイリアンの群れだった。
彼らは故障した宇宙船に乗った難民に過ぎなかったのだ。
それから28年後、難民として生活するエイリアンと人間が暮らす共同居住区“第9地区”はスラムと化していた。
超国家機関MNUはエイリアンの強制移住を決定し、ヴィカスという男を現場責任者に指名する。
彼は立ち退きの通達をして回るうち、知らずに人類とエイリアンの歴史を変える大事件の引き金を引いてしまう—。

以前からいい評判は聞いていたものの、いやーっ予想外におもしろかった。
「低予算で作られた」とか「地元南アフリカのエキストラが多数出ている」など、いかにもローコストで制作されたように言われてるけど、どうしてどうして、CGも含めて十分に社会派SF映画と言えるもの。そして内容はといえば、後半にいたってリアルな戦闘シーンが多くなり、エイリアンとの友情が描かれたりするものの、相当にシニカルだ。

前半、エイリアンの強制移住に際し、自国の法律によって計画をたてるとか(エイリアンに法律を適用できるの?)、契約文書にサインさせるため戸別訪問するとか(契約って分かるのか?そもそも英語が通じるのか?)、そういったチグハグな対応を笑えていたのだが、地元ギャング団がエイリアン相手に商売をはじめるころから雰囲気が変わっていき、後半にいたっては当初とは大きくちがった展開となっていく。
また、ニュース映像など多用し、終始ドキュメンタリーのようなカメラ目線なのも、一歩引いた客観的な視点を強調しているように思えた。

DVDにあった監督インタビューでも語られていたし、映画をみれば明らかだけど、テーマとしては「隣人である外国人といかに接するのか」。しかも究極の外人であるエイリアンなら?
エイリアンの出てくる映画というと、人間の敵か味方のいずれかで描かれることが多いように思うけど、この映画は「難民化したエイリアン」という設定で、しかも舞台を南アフリカとしたところがミソだろう。

グロい場面やツッコミどころはあるけど、それを上回っておすすめ。


いよいよ明日です!!  古本Tも出店します!

 「第2回 ふるほん日和」
 スカイツリーの麓、東京都墨田区向島「鳩の街通り商店街」のミニ広場を中心に
 商店街の随所で、古本や手作り雑貨のフリーマーケットを行います。

 日時:10月30日(土)10:00〜17:00
 場所:東京都墨田区向島 鳩の街通り商店街ミニ広場「はとホット」他
   (雨天時 墨田区東向島1-23-10 寺島集会所)
 *詳しい情報はブログ「ふるほん日和」をご覧下さい。
 http://furuhonbiyori.seesaa.net/

# by t-mkM | 2010-10-29 01:38 | Trackback(1) | Comments(0)

奨学金のこと

いくつかで話題になっているようなので、備忘録的にリンクとメモを。

「文科省、ボランティア経験を加味 大学生ら無利子奨学金」
(47NEWS、共同通信 2010年9月25日)
http://www.47news.jp/CN/201009/CN2010092401001024.html

 文部科学省は24日、所管の独立行政法人「日本学生支援機構」が大学生らに貸与する無利子奨学金の審査基準について、現行の世帯所得や学業成績のほかに、来年度からボランティアの経験も加味する方針を決めた。

これに対し、異論をとなえる形でウチダ先生がわりと長いエントリをあげている。

「教育のコストは誰が負担するのか?」(内田樹の研究室)
http://blog.tatsuru.com/2010/10/22_1013.php

ウチダ先生は、「教育の最終的な受益者は本人(個人)ではなく社会であり、その負担は社会が担うべき」というこれまでの"合意"が崩れていており、「教育は自己の利益を増大させるものだから、その費用は自己負担であるべき」となっている風潮に警鐘を鳴らしている。

もうひとつ。
こちらは"「社会貢献活動の条件化」は奨学金の「目的外使用」だ”と、文科省の方針を批判している。

「奨学金の理念に反する「社会貢献活動」の無利子貸与条件化」(すくらむ)
http://ameblo.jp/kokkoippan/entry-10688406511.html

またこの声明の中にある、
「国が国民にボランティアを(経済的にも)強制するとき、それは社会全体の危機だと感じるべきです。」
という一文には、いやまったくその通り、と思う。

自分自身、昔の育英会から長らく奨学金を受けていたし、たぶん「奨学金」という制度が無かったら大学院にまで進もうなんて考えなかったし、できなかっただろうと思う。当時から、「奨学金と言ったって返すんだから、しょせん教育ローンだ」という批判はあったけど、それでもしがない学生(院生)にそれなりの金額を貸してくれるというのは、(先を思うと気が重くなるものの)有り難かった。ところが、たしかワタクシが学生のころに「有利子奨学金」という制度ができて、あれよという間に「有利子」のほうが「無利子」よりも枠が大きくなっていったように記憶する。こうなると、もはや「国がやってる教育ローン」である。そしてさらに「ボランティア経験を加味」とくるわけだから、もはやこれを奨学金と呼べるのか。これじゃ、高校の授業料無償化とはあまりに違う対応ではないか、とも言いたくなる。
いやはや、なんとも...。


 古本Tも出店します!
 「第2回 ふるほん日和」
 スカイツリーの麓、東京都墨田区向島「鳩の街通り商店街」のミニ広場を中心に
 商店街の随所で、古本や手作り雑貨のフリーマーケットを行います。

 日時:10月30日(土)10:00〜17:00
 場所:東京都墨田区向島 鳩の街通り商店街ミニ広場「はとホット」他
   (雨天時 墨田区東向島1-23-10 寺島集会所)
 *詳しい情報はブログ「ふるほん日和」をご覧下さい。
 http://furuhonbiyori.seesaa.net/

# by t-mkM | 2010-10-27 00:17 | Trackback | Comments(0)